あ〜勘違い編

人間って耳から入ってくる言葉だけでは、結構間違って聞こえてしまうこともあるもんなんですね〜。

と・

通勤途中で毎日聴いている瞳子ちゃんのCD『アリス・イン・ワンダーランド』の歌詞を見て思いました。

CDの最初の方で流れる「わたしのせいじゃない!」って曲を聴きながら、途中の社員たちの

「同時に無理だと思う」
と歌っているところを私はず〜ぅぅっと

「ゴキブリだと思う」

・・・・と・歌っていると思っておりました・・・・(あほだなぁ)


確かに いや〜なんかヘンな歌詞だな〜とは思っていたけど、アリス〜の中で流れる曲全般にちょっとヘンな歌詞多いから、あんまり疑問にも思っていなかったんですね。
何気なく手にした歌詞カードを見てびっくらしましたとも(笑)。

そう言えば昔、松田聖子ちゃんの「瞳はダイヤモンド」の中の歌詞
「いつ過去形に変わったの?」

ってところをこれまたず〜っと

「いつか 固形に変わったの?」

と思って聞いていました。あんまりよく覚えてないけどその歌の情景っていうか、背景が雨の降る喫茶店でのお話しだったように思っていたから、今まで降っていた雨がふと窓を見たら雪に変わっていて、それを水が雪に変わったことから「固形」って言っているんだ・・と解釈しておりました。それにしては直接的な表現だな〜とは思ったんだけど(笑)。

もっと大きな勘違いは中島みゆきさんの名曲「時代」
この中の歌詞
「まわる まわるよ〜時代はまわる」

ってのを、これはまだ子どもの頃に聞いた曲だったので

「まわる まわる〜 よじ台 はまわる」

と信じて疑うことなく大きくなりました。

けど・「よじ台 ってなんだろ〜」と子どもながらに悩みました。
まわる〜まわる〜ってことだからきっと「灯台」みたいなもんなんだろう、と納得しそのまま大人になったある日、当然のことながら愕然としたことを覚えています(笑)。

今でもこの歌を耳にした時の私の中でのイメージは、薄暗い海を照らす灯台の灯りがくるくる回る風景です。

ついでにもうひとつ言うなら「おお 牧場は緑」だっけ。
このなかの
「よく 茂ったものだ〜」

ってとこを学校でとにかく元気に歌うように言われて「ヨクシゲッタ〜」っと歌わせされるうち、意味も分からないまま
「ヨクシ・ ゲッタ〜」

とインプットされ、「〜ゲッタ〜」ってのは、そのイントネーションからドイツ語だとばかり思っていました。

いやはやこんな勘違いって誰にでもあるものかどうか、怪しいものではあるけど、まあこの際兄妹の恥をさらすなら、3つ年上の兄は「木綿のハンカチーフ」が大ヒットした時
「都会で流行りのスーツ着た僕の写真を送るよ」

ってところの歌詞を
「すすけた僕の写真を」
と思いながら聞いていたんだとか・・・。

いやいやこれは聞き間違えようがない感じだけどな〜。兄妹だからおバカ加減も似ているのかも(笑)。

そんなこんなで「あ〜勘違い」は数々あれど、どうにか生きてはいけるし大人にもなれたから、まあ大丈夫なんでしょう(そうかな〜)。




もしアリスのCDをお持ちだったら・ぜひその部分を聴いてみてください。絶対「ごきぶり」に聞こえるんだから・・・って・・・瞳子ちゃんに失礼なんだから・もぉ〜。