山が呼んでいる

ご存知の通り?山の中の一軒家に住んでいる田舎暮らしの私んちは、山に登ろうと思えばどこにだって登れるのでありますが、まあお天気もよかったので少し足を延ばして、これまでほんの何回かしか通ったことのない「お山登山」に挑戦してみました。

平日とはいえW・Gのまっただ中、朝から駐車場は結構な賑やかさで「みんな何しに来てるんだろ〜」とど〜でもいいこと思いながらさて・目の前のそれなりに高い丘(山って言うほど高くはないのよね)のどこから登ろうかと思案。

登るコースは幾つもあるようで、なだらかな草原の中腹には小道がたくさん。
取敢えずあまり急じゃない道を選び、さあ!出発!!

緑の草の中には黄色の小さな花が咲き乱れ、暑くもなく寒くもなく心地いい風を受けて足取りも軽やかに歩き・・始めたのは・・ほんの最初だけで、ものの数分と経たないうちに息切れが・・・。

割と緩やかな傾斜であってもそれがず〜っと続いていると、やっぱりきつい。
第一関門?の小山まで登ったところで、休憩。その先はこれまでの草原と違って岩やら石やらがごろごろと転がっている急傾斜。「こんなとこどうやって登るの?」なんて心配は無用でちゃんと道ができています。ので・そこを黙々と登ればいいのでありますが、急過ぎて10歩くらい登っては休み・また登っては休み・と休んでるのか登っているのか分からないペースで進みました。

登っている最中には目の前の「あの高いところが頂上よね」とそこをひたすら目指すのでありますが、けどその一番高いと思っていたところまで来るとその先にもう少し高い丘が見えて「は〜??」なんて溜め息も出てしまいます。けど、ここまで来たらやっぱ頂上目指したいし、いくらなんでももうすぐでしょう〜と思うわけなんですよ。

けども・「もうそこが頂上よね」の期待は3度裏切られ、登りきった上にまだ高い丘が出現するもんだからなんだか可笑しくなってしまいました。さすがにココまで登ると、登る途中で見えていたレストランハウスや駐車場の車はもうかなり小さくなって、下から登って来ている人達もよく見えないくらいで、随分と高いところまで登ってきている事に感動です。

3つ目の丘を過ぎたらいよいよそこが正真正銘の頂上になっていて、たくさんの小石が積み上げられていました。
もちろん私の石も加えてきました。
せっせと登ること1時間20分(休憩多し)。

きっと直線距離にしたらそんなにはないのかもしれないけど、あの急斜面はきつかった〜。
ので・
帰り道は、反対側には舗装されたなだらかな道が丘の間をぬって走っていたので、そちらをぼちぼちと歩いて降りました。
が・
それではあまりにつまらないので、途中からまた登山道に入り、行く時より険しいけもの道(笑)のような道なき道を進み、途中放牧されている牛に出会い追いかけられたらどうしょう〜とびくつきながら脇を通り、ようやく元いた場所まで帰り着きました。

占めて2時間30分!!
歩いた・歩いた。

そのあとそこの公園で食べたお弁当の美味しかった事。今日だけはダイエットは棚上げし、お腹一杯食べました(・・だいなし?いいの!)

いや〜 足やら腕やら腰やら今はなんとなく痛いけど、気分は最高〜!!です。

まぁ・明日やってくるだろう痛みの方が心配ではあるけど(笑)

ちなみに・
帰りに登山コースが載っている案内版を見たら、どうやら私たちが登ったコースは結構ハイレベルなコースだったらしく、初心者向けには「ファミリーコース」という楽しそうなコースがちゃんと準備されてました。

ど〜りできつかったわけだ(笑)。

人間知らないと無茶なことができるもんなんだねぇ・・・。

さて・今夜の晩ご飯の準備は、無謀な挑戦ゆえの筋肉痛により、免除されるか???