2回目でアリました

遠い夏のゴッホ』大阪公演初日を観劇してまいりました。
今回初めて行った「新歌舞伎座
分かりやすいようで、ちょっと迷った場所でしたが〜なんと言いますか、あれは終演後急いで帰りたい方には少々つらいかと・・・。
劇場からロビーに出るまで・そこから1階に辿り着くまで・・・人の波に沿ってしか歩けないからねぇ。

まあ・そんなことはどうでもよろしゅうございますが、やっぱり大阪は〜って言うか関西?の人々は面白いところをほんとに面白そうに笑うんですね(笑)。
東京で観た時は東京千秋楽だったけど、大阪の初日より笑いは控えめだったような気がします。みなさん何回か観て笑いのツボを心得ている〜としか思えなかったですよ(笑)。

お芝居の方はさすがに初めて観た時程の感動はなかったけど、アリの女王さまは相変わらずお綺麗で、寒くて震える場面の手の動きが実にリアルでした。あれってけっこう〜難しいかもよ・ね。

今回はストーリーの流れは分かっているからか、途中までのドタバタ感が少々気になりました。いや・大のおとながみなさん大真面目に演じていらっしゃることは重々承知ではありますが「そこ必要?〜」なんてことちらっと思ってしまいました。

舞台後方の木の動きや、蝉の羽・トカゲの舌・蛙の舌・・・いろいろと工夫を凝らして観ている人が自分なりの想像力でその世界観を創り上げることができる、面白い表現方法ではあったと思います・・が・・

いや〜舞台機構はいいんですけどね・見る側には少々難ありかと、モンクのひとつも言いたい気分・・・でして・・
心のどっかに「見られればいいかな〜」ってな気持があったから、今回のチケットは自分で手配したんですね。
当然3階席です。それでもそこでは一番前だったんですけどね・・・。

これがまたなんともびみょう〜な席でして、3階と言えども舞台まではそう遠くはないから、オペラなしでもどうにかお顔は見えます。が・椅子に腰かけ普通に見ようとすると目の前の手すりが丁度視界に入り、まったく舞台は見えません。
ほんの少し首を下げると手すりの下から見えないこともありません。が・そこにはアクリル板のようなものがはめ込まれていて、透明ではあるけど、若干凹凸があり肉眼で観るのとは全く違います。

少し前のめりになって視界が手すりを越すと十分に舞台が楽しめます。が・ほら「椅子には深く腰掛け、前のめりにならないようにしてください」とアナウンスがあるではないですか。

ヅカファンとしましては観劇のマナーは何より大切。もちろんそんなことはできはしません・・・。

と・
いう思いでしばらくは我慢しておりました。んが・何気なく右横・左横・と見ましたらみなさん、申し合わせたように前のめりで観ているではありませんか。
みなさん・みなさん・想いは一緒だったのでありますよ!

あれは何と言われても仕方ない状態であったのですよ・・・という事情があったことを、どうか後方席の方々ご理解くださいませ(笑)。

そんなこんなで、その「手すり」が今回の私の観劇プランを台無し?にし、急遽プラン変更へと相成った次第でありますが、続きは明日・・ということで・・。

ほら・主婦は夕御飯の準備っていう大切なお仕事があるから・・・。