本物を追い求めた男
仕事の合間のお休みは結構忙しい。
なぜなら、日頃は見る事のできないTV番組の録画した奴をいっきに見なくてはならないから・・・。
いやいや・じゃなくて、ほら主婦ってその日にしかできないことがたくさんあるじゃない?
と・
いうわけで、スカステ放送の『クラシコ・イタリアーノ』をやっと見たわけでございます。
サルヴァトーレ役の大空さんの、相変わらずのカッコよさと、ストーリー展開にどんどん引き込まれて最後には涙してしまう、という感動を味わったのであります。
スーツが題材のお話しゆえ、大空さんの着こなしには一寸の隙もなくて、さすがにトップスターだわ〜と、その辺りにも感心しつつ、お話しがどんなふうに最終的には決着するのか、そんなドキドキ感もありました。
ナポリ仕立てのスーツ、その伝統の職人技を守りたい気持と、底辺の人にも着てもらいたいという考えの中での、サルヴァトーレの心の葛藤がよ〜くわかって、そう言うところにホロリとしてしまったんですね。
けどまあ・そこら辺に重点が置かれていたためか、ミーナ役の野々すみ花さんとの恋愛模様は、最後の最後に取って付けたような展開になってしまっていたのが個人的には・おしい。
しかもなんだか気の毒なくらい出番少ないしね〜。可愛いからいいけど(関係ない?)
お話しの中でマリオ役の北翔海莉さんが、歌いながら銀橋を渡り終えたときに、なんだか凄い拍手が起きたので「そうか〜この後専科に行ったのか〜」と思ってしましたけど、そうではなかったですね。北翔さん宙組では大空さんの退団公演にも出てたもんね。
録画している番組を見る時、ちょっと興味がないようなものには実は全編見るのに割と時間がかかります・・・なぜなら途切れ途切れにしか見ないから(笑)。
けど、お話し自体に興味が湧くものには、時間の経つ事も忘れて見入ってしまう・・・のは誰しもそうだと思うけど、だから一気に見てしまえるかどうかで、その作品の面白さ度合いが分かる・・・というのが私の持論でありますが(笑)いち視聴者の意見などどうでもいいことではありました・はい。
まっ・そんなわけで大変面白いお話しでした〜と言うことですね。
そして、こんな素敵な包容力のある男役さんが卒業してしまった事に、今更ながら残念だな〜という思いにもなったわけであります。
けど・・・・今は・・・
女優になった大空さんも見てみたいなぁ〜と・・こっそり思っています。