FARIY ちゃぴ

今回のスカステ放送「FARIY PRODUCE」は 愛希れいかさんことちゃぴ。

前回のねねちゃんの時も感じたけど、どういうテーマで撮りたいのかを写真家さんと打ち合わせする時の真剣な表情と、自分の考えをしっかり持っている話し方には感心いたします。

愛希さんのテーマは
「静と動」

ダンスが得意な愛希さんの提案で動きのある「動」と、「ダンスで激しく動いた後の、凛とした静寂」を対極に持ってくることで「静」を表現しょう、というもの・らしい。

本来なら動の衣装に黒を持っていきたいところだけど、そこをあえて白いコットンふうのなんの飾りもないワンピースにして、動きとそこから放出される強さだけにレンズを合わせる・・・みたいな・・感じでしょうか。

それにしてもカメラの前でなんの打ち合わせもなくどんどんポーズを決めていく愛希さんは、素晴らしい〜!のひと言です。

流れるようにしなやかなに身体を動かし、ピッと決めるポーズのそれはそれは美しい事。
手や足・身体を動かす時になんの迷いも躊躇いも感じられないその動きは、ダンスが得意・というだけの領域を越えているような気さえしましたが。


続いて「静」は一転して、まったく動きの無いただ立ったままの姿勢。
真っ黒の、ご本人曰く「かなり重かった」らしい衣装を身に纏い直立不動の撮影は、簡単なようで実は大変そうです。

動きの無い分、視線と表情のみで創られる世界。
写真になるとその部分が、テーマである内面の強さを十分に物語っているから、カメラの・レンズの・なにより被写体の持つ力は凄いな・・と知らず知らずのうちに正座して見ておりましたよ(笑)。

最後は「静と動」のあとの「ナチュラルな表情」
これはそのもの、愛希さんの普通に近い(普通がどんなものかは知りませんが)自然な表情が創る世界。
一番安心できる表情でした(笑)。


スカステのナウオンとかを見ている限りでは、一歩も二歩も下がった娘役さんという印象だったけど、ちゃんと自己プロデュース出来る芯の強い方のようで嬉しく思いました。

「FARIY PRODUCE」
まさにそのものです。