ぼ〜くの叫びを〜♪

昨年公演の『ファントム』のスカステ放送分を録画したはいいけど、なかなか見る時間がなくて、結局3〜4日に分けてようやく見終えました。

なんだか「エリック ごっきげん!」って思いましたが・・(笑)。
いえいえ・純粋なまま大きくなったエリックの無垢な心を、丁寧に演じていた蘭寿さんはさすがだな〜と思ったし、クリスティーヌの叫び声を聞いた時のファントムの絶望感も涙を誘ったし、あちらこちらに涙のツボはあったんだけど、なんだか楽しそうなエリックにあんまり悲壮感は感じられなかったのは・・・なぜ?

きっとエリックの無邪気さが、地下で暮らしているという暗さを感じさせなかったからかもしれない・・・。

今回放送を見ながら、壮さんキャリエールとエリック蘭寿さんの並びは、今後の壮さんトップ就任が決まった今になると、あ〜なんて贅沢な共演なんだろう〜なんて思いもあって、心底よかった・よかった・と思ったわけなんです。

けど・あ〜よかった・よかった・・かどうかちょっと首を傾げた、来年花組公演『オーシャンズ11』の演目発表。
確かに星組で公演された時は評判が良かったようで、実際に舞台で観る事ができたらよかったのに〜と残念な思いもしましたが、まさか再演されるほどの作品だとは知りませんでしたよ。

再演作品でもそれを演じるトップさんは自分なりの主人公像を創り上げられるものだから、きっと柚希さんとはまた違った持ち味の作品になるのでしょうね。
そして楽しみにもなるのでしょう・・・か。

なんとなくつけていたスカステで『サン=テグジュぺリ』のナウオンが流れていたのでチラッと見たけど、蘭寿さんがあんまり細身になっていてちょっとびっくり。
大体みなさんトップスターになるとかなりお痩せになるけど・・・やっぱ・あれかな・・責任感??かな・・。

どんな演目の公演であれ、トップさんは鶴の恩返しの如く我が身を削って頑張ってらっしゃいますよね。だから観劇に行くことが一番の応援になるのでしょうが・・・。



それにしてもまだ・まだ・まだ・暑い日々なのに、ず〜っと先だと思っている公演があっという間にやってくることも分かっている・・ならばこの暑い季節を楽しまなくては・・とは決して思えない根性無しの私は、あ〜秋が恋しい〜。