トップスター

スカステ トークリクエストDX「瀬奈じゅん・蘭寿トム」さん編見ました。
久しぶりに見る瀬奈さんは髪が長くなって、すっかり女優さんですね・・・・という感想を持ちつつ見ていたんだけど、それは最初だけでいろいろな話を聞いていくうちにすっかり宝塚時代の男役瀬奈じゅんさんが甦って来て、現役中のナウオンを見ているような〜相変わらずかっこいいな〜と思って見終わりました。

瀬奈さん曰く「トップの気持は、その組で分かってくれる人は誰もいない」って言葉にトップスターが孤独だと言われる所以が分かる気もしたし、たしかにこれはなったことのある人にしか言えない言葉ですねぇ。

瀬奈じゅんさんと蘭寿さんは学年では5つ違いになるんですね。こんなふうに並んで話しているとひとつか二つ違いくらいにしか見えないけど(見た目?笑)それでも折り返し地点からは段々若返っている蘭寿さんだそうで、研3で研30?なんて言われてた頃もあったのね(笑)。きっとしっかりしていて頼り甲斐があるように見えるからだと思うけど、首席で入団してきた蘭寿さんに対して瀬奈さんは「優等生らしくなかった」とも語っていたから、真面目さの中にももっとくだけたもの(わからないけど・笑)があったのでしょうかね。

瀬奈さんが「将来なりたいものは?」と聞かれた時「そりゃトップスターだけど、それを口にして言うには勇気がいるし、もしなれなかったら恥ずかしいって気持ちもあったからその時は言えなかったけど、翌日みんなの前でちゃんと言った」と話されていた辺りの瀬奈さんにはやっぱりトップスターになれたがゆえの自信も見えたけど、なにより夢を言葉にして言うことも大事なんだ ということなのでしょうね。なかなか重みのあるお話しでした。

ふたりのトークを聞いていていろいろ名言?がでましたね〜。

たくさん悩んでもそれは無駄にはならない
何一つ無駄になるのもなんてない
人生に無駄はない

タカラジェンヌにとっては「無駄な時間」という概念そのものが存在しないのかも・・・です(笑)。
そうか〜
私がぽりぽりとお菓子を食べながらテレビを見ている時間は無駄そのものに思える時ではあるけど、これだって長い人生の中で見たら何かしら身についている時間なのかもしれません。知識や教養は身に付かずとも、お菓子から得た糖分は確実に脂肪となり我が身に纏わりつくのですからね〜。
話しが逸れました。

トップスターには一番強いライトが当たるけど それと同じくらい強い影ができる
いいことも多い分 そうでない事も多い
トップスターになった今頑張らなくていつ頑張るの

う〜ん・どれも・(これも・私的解釈です)さすがトップスター経験者の言葉ですねぇ。
もちろん退団したからこそ言える言葉でもあるのでしょうが。


蘭寿さんが瀬奈さんに「今でも男役出来そうですよ」と言ってたけど、ほんと見ていてもそう思いましたよ。
そう思うのがいいことなのかどうか分からないけど、男役の瀬奈さんには素敵なかっこよさが、女優の瀬奈さんには可愛らしさがあって、やっぱりこれからも気になる人なんだろうな〜と思った次第です。

瀬奈さん退団後の女優になったお話しなんかも聞いてみたかったけど、それでは1時間では足りないしきっと元トップスターから現トップスターに送るアドバイスは、ただのファンが聞いているのよりももっと深くて信頼のあるものなのかもしれないから、これはこれでいい時間でした。

最後に「こんな機会でもないとこう言う話はしないもんね」と話していたけど、では・いつもはどんなお話しを〜なんてことはどうでもいいです(笑)が、おしまいに、ふたりして「大好き〜」と言ってたのが非常に可愛かったです。

そして・
最後の最後に懲りずに言います!

「とうこちゃんを出せ〜っ」

いえ・
安蘭けいさんは誰がリクエストしてくれますの?」