犯人は君だ!

この頃のテレビ番組はいわゆるトリック物であったり、謎解きであったりの作品が多いようで、、推理小説大好きな私にとってはせっせと録画をする事になったんだけど、撮り溜めてもなかなか見る時間はない。

今年になって、家にあった本の山をきれいさっぱり片づけてからはあまり買わないようにはしているけど、何かしらの「活字」は必要なので、先日思い立って町の図書館へ出かけた。
ここなら無料で借りられるもんね・・・・なんてこと町民なら誰でも知ってることをすっかり忘れていましたが(笑)思い出したんですね。

本はよく読むと思うけど、まったく偏りがあってただの恋愛ものだとか、どんなに今売れてます!とか騒がれていてもまず読まない。

読むのは推理小説。これのみ。
しかも、この作者のものだけ・・・という 本を読んでいるから知識が豊富で物知りであろう・・・なんて一般常識はまったく当てはまらない自己満足、ただそれだけのための本読みであります。

だから間違っても趣味は「読書です」なんて事は口が裂けても言えないわけでして・・・。それよりなにより趣味は「安蘭けいさま」なんだから〜(笑)。

で・
ではどの作家さんがお好みかと言いますと、西村京太郎氏と宮部みゆき氏・・・かな。
西村氏の作品はとにかくスピーディな展開と、恋愛色というか愛憎色がかなり薄いところが気に入っていて、内容そのものはまあ似たりよったり(笑)ではあるけど、なんとなく読むにはもってこいな本です。

宮部氏の方はかなりバリエーションに富んでいると思うけど、やっぱり純粋に推理物が面白い。女史の場合単純な謎解きになっていないところも好きかな。

早い話が私の好みは起承転結がはっきりしているのもがいい・ただそれだけ。
だからなんとなく始まって、どうなったのか曖昧なまま話しが終わるような恋愛小説はあまり好きではない。きっと読んでしまったあとまでいろいろ考えるような余韻が残るのは苦手なのかも。

まあそれでも自分で買うことはなくても娘から貰った本も一応もったいないので読むには読むけど、娘が大好きで「この本だけは売ってくれるな」と言っていた(けど・売ったけどね)「銀河英雄伝説」はとうとう読むことはなかった。
これが宝塚で公演されると分かった時はちょっと後悔したけどね。



以前どこかの出版社のセールスコピーだったか、これは面白いと思ったもの


「犯人より悪い奴は 犯人を教えちまう奴だ」


そうそう(笑)