佇む彼女は美しい

CHESSコンサートがミュージカルとして再び甦ってくることを期待したい!!

と・完結したように見せかけといても、終わるわけない、私のだらだらチェス話し。
だって噂通りだったとうこちゃんの美しさを語ってませんもの(笑)。


舞台上にあるのは白と黒だけのモノトーンの世界。
登場人物たちの衣装もモノクロームな色だけ。

とうこちゃんの衣装も黒のパンツスーツと、白いワンピースだけ・・・なんだけど、黒いスーツにはサラサラのストレートヘアーが、カッコいい大人の女性を魅力的に見せていたし、白いワンピースにはカールされた髪が柔らかさを表現していたように思うしで、1幕と2幕では文字通り色の違うとうこちゃんを堪能できました。

誰かが歌う時、ただその傍で立っているだけ・・・ってシーンが幾つかあったけど、その立ち姿の美しいこと。
ピンと伸ばされた背筋も、凛とした表情も、立っているだけで絵になるような・溜め息さえ出るような・そんな透き通るような美しさを感じたのはきっと私だけではなかったはず。
これまで幾つかの舞台を観た時、とうこちゃんが背を向けた瞬間だとか、立ち去る後ろ姿だとかがいつもいつも一番印象に残ってしまうほど、私はとうこちゃんの背中?が好きなんだと思う。
特に階段を登る後ろ姿が好き(笑)。

2幕ではドレスの白い生地が揺れるたび、あの布になりたいと・・・・とは思わなかったけど(笑)これもまた華奢な肩や腕が心細げに見えて、なんとなくセコンドの女性という役どころから勝手に強い女性と想像していたんだけど、実は脆さも危うさも持った女性なんだと思った。

2幕後半アナトリーがフローレンスの父親のために戦ったことを知った時の、フローレンスの困惑したような切ないような複雑な表情が今でも忘れられない。
忘れられないといえば、フローレンスとアナトリーの妻スヴェトラーナが歌うシーンで歌い終わった時、AKANEさんが後ろを振り向いた時そっと涙を拭っていたのも、私の涙を誘ったっけ。

日にちが経って思い出せば出す程、どの曲も素晴らしかったな〜と今はまだ大丈夫だけど、これから先はもうあぶないです(笑)。
だから、早いとこミュージカル化しょうよ。