エドワード8世

10日にはとうこちゃんコンサートの前に、月組公演を観てきました。霧矢さんらの退団公演なんだけど、あんまりさよならを感じさせない展開にちょっと安心しました。

最後にみんなで銀橋を渡るトップさんを見送る(あの)おなじみのシーンもなかったし・・・。
ただ、少々盛り上がりに欠けるといいますか、ちょっと眠くなっちゃった(と・正直に告白いたします)。

ですが、さすがに霧矢さんの無駄のない動きも、着こなしたスーツでの佇まいも溜息が出るほど素敵でした。
なんで、退団前のトップさんはこんなに美しいんだろうと、そこんとこに感極まるものがあるのは、やっぱりこれが見納めなんだと思うからでしょうかね・・・。

ショーはその題名からしてもっとミステリアスな始まりかと思いきや、いきなりアニメが流れ出したからまあ・びっくり。
そのアニメーション自体は、あんまりショーとの繋がりは感じられなかったけど、1回観ただけだからわかりません(笑)。

ところどころ懐かしい曲もあって、一緒に行った姉はそこんとこにたいそう喜んでおりました。

こちらのショーも最後のほうまでさよなら色は皆無で、黒燕尾あたりから少しづつ回りで鼻をすする音が聞こえてきましたが、たしかにこれはもう仕方ないでしょうね・さよならなんだもん。

黒燕尾といえば、ダンサー霧矢さんの最後の大階段だから、普通にオーソドックスなダンスを見られるのかと、実はそこが一番の期待のしどころではあったんだけど、ちょっと軽い感じのダンスで、なんかもったいないな〜なんて思ってしまったのも、黒燕尾にこそ男役の集大成が見られると思っていたからで・・・。

それでも、前回の全ツでお別れかと思っていた霧矢さんの最後の公演をこうして見納めできて、しっかり目に焼き付けることができてよかったなぁと思いました。

余談だけど、公演が始まる前のロビーにはどこぞの中学生の団体さんがいて、少しがっかりしました。
と・申しますに
きっと2階のB席あたりの同じ空間になるんだわ〜と思ったからで、実際私らの回り一面は学生さんで埋め尽くされておりました。箸が転んでも可笑しいお年頃、始まるまではそこそこの話し声も気になったんだけど、さすがに始まるとまったく気になることもなく、さすがに教育が行き届いているといいますか、観劇慣れ?しているといいますか、偏見持ってごめんなさい・と素直に謝りました・・心の中で(笑)。

そんなこんなの観劇だったけど、やっぱり大劇場の空間は好きだな〜と、あらためての思いを強くし、それでも気持ちはとうこちゃんへと移り変わっていても、そこはほれ本来の目的はとうこちゃんだもん・どうしょうもないです(笑)。

さて!!
とうとう今日が最後の『CHESS IN CONCERT』

楽しんでこようと思います!!