そう言うならおまえは悪党
『アントニーとクレオパトラ』で胸がいっぱいな・はずな・の・に・大阪公演を観に行く前日に届いた『MITSUKO』ライヴ盤CD・・・これがけっこ〜残りの隙間を突いてくる(笑)。
「なつかし〜なあ」とはならないのはTV放送されたものを何回も見ているからなんだけど、CDで音楽だけを聞いていると頭の中には自分が観た舞台が広がって来て、びっくりするくらい感動してしまう。
ただ、私が考えていたハイライトCDではなかったんだけど、歌中心でもその時の情景はありありと思いだされるから、目で見るTVバージョンより気持が入り込みやすい。
TV放送と同じ日のCD版なのかは分からないけど、CDの方がちょっと鼻にかかった声に聞こえるのは風邪をひいていた頃のだから・・・かな。名曲「後ろを振り向かずに」の高音部分が若干出にくそうなのがなんだか可哀想・・・。
アンクレを思い出しながらも、気がつくと「後ろを〜」を口ずさんでいたりするからちょっと頭の中が大変(笑)。
どうやらとうこちゃんはアンクレのお芝居でも「ここで歌えたらなぁ〜」と思ったこともあったそう。唯一お話しの中で流れた船上での歌は、男どもの力強さとなんだか物悲しさが溢れていてとっても好きな場面だった。そうか〜とうこちゃんもここに参加したかったのかもね(笑)。
今回の『アントニーとクレオパトラ』にはとうこちゃんのお歌がないことは百も承知の上での観劇で、お芝居の間中そのことを思い出すことさえなかったけど、とうこちゃんご本人が「ここで歌があれば・・」と思ってしまったとしても
「安蘭けいは 誠実さとユーモアと愛・そして歌でできている」
(by唐沢さん)
なのだから仕方のないことなのでしょう・はい。
今は『MITSUKO』の名曲と『アントニーとクレオパトラ』のいろんなシーンがごっちゃになりながらの毎日だけど、それはそれでありがたいことなんだわ〜と幸せを噛みしめております(笑)。
気がつけばもう11月。
次にとうこさまに会えるのはあと何ヵ月先???と、もう来年の事を考えてしまうけど、このアンクレがDVDなりTV放送なりで会えることになればもっと幸せになれるかも・・・
韓国・・・韓国・・・行きたかったな〜 はう・・。