アントニーとクレオパトラ福岡公演千秋楽

アントニークレオパトラ』福岡公演観てきました。
皆さまの評判通りの美しいクレオパトラを目にして今だ興奮気味でございます。


1回目は2階後方席で舞台全体の動きや流れ・効果的な舞台セットの転換などがよく分かる利点はあったものの、やっぱりどうしても台詞が聞こえづらいのが難点。


かなり集中して聞いていても、普段使う言葉で台詞が交わされるわけではないから、聞き取れないと意味が分からなくなる。
しかも、埼玉公演が終わって少しのお休みがあったとはいえ、喉にかかる負担は大きいのか、アントニーに限らずクレオパトラもシーザーも若干声がかすれ気味。

きっとこのシーンは大声で喚き散らすんだろう・泣き叫ぶんだろう・と思える台詞がそうならないことで余計に胸に迫ってはくるんだけど・・・・。初めて観るわけだからどれとも比べられはしないんだけど、きっとそうなんじゃないのかなと・・・。



それでも、クレオパトラの毅然とした姿にはただただ美しい〜と見とれてしまう気高さが漂っていて、それは2階席からでも充分堪能できた。
2階席といっても舞台までそう遠いわけではないから、オペラは殆ど使わなかった・・・というかオペラで一点だけ集中してみるのが惜しくなるような、舞台全体を見てこその価値があるお芝居だったような気がする。


2回目は1階割と前列席だったので、1回目ではよく聞き取れなかった台詞が全て分かって「こんなこと言っていたのね」とお話しの隅々が(と・言っても完全にではないけど)理解しやすくなった。


で・
今日があっという間の福岡公演千秋楽。
特別に千秋楽の挨拶があることもなく、カーテンコールの回数が増える事もなく粛々と静かに幕を降ろしました。


まだまだ語りは続くけど、如何せん昨日・今日と往復4時間のバスの旅を2日間続けてこなし、バスに座っている時間・客席に座っている時間・合わせて何時間よ?ってくらいの長い時間におしりが悲鳴(笑)をあげています。


ので・
ここは大事なからだの一部・・・少し休ませてあげようと思います。
もちろんとうこパトラのハードな舞台とは比べられませんが(比べようとも思ってませんが・笑)お互い大事を取りましょうぞ。
と・勝手に言わせていただき明日に続く・・・・。