始め良ければすべてよし!

ここ最近心身ともにダメージ続きですっかり落ち込んでいたろころへ、愛しのとうこさまから「がんばって!」とばかりにBirthdayカードが届いた。


はう〜
癒されます

そうだよね・考えてもしょうのない事は考えないことだよね・・・いつものようになるようになるさ〜でいきましょ。



というわけで、先日のスカステ放送博多座公演『シークレット・ハンター』の話。
大劇場版も、この博多座公演版も何回となく見たんだけど(映像で)これってかなり冷静になって(笑)とうこちゃん大好き・星っ子大好きって目線を外して見るとなんて言うのか「いいのか・こんな話で?!」って気になる事にやっと気がついた(笑)。



これまではとうこちゃんトップお披露目公演だし、とうこちゃん出ずっぱりだしあすかさんとのコンビも初々しいし、なんてったって最後がハッピーエンドで終わるから「いいもん見た〜」って気分になっていた。しかもテーマ(だと思う)が「人が心を授かったのは人を愛するため」っていうちょっと心に響くメッセージがあるし、それを情感たっぷりに聴かせてくれるとうこちゃんの歌声がこのお芝居をなんだか素晴らしいものにランクアップさせていたから、敢えて気がつかないようにしていたのかもしれないけど・・・・・。



いや〜・むちゃくちゃなお話し・・・だったんですよねぇ(笑)。
公演当時の事は残念ながらわからないけど、当時だってつっ込みどころ満載だったことでありましょう・・・とは簡単に想像がつく。



ダグが泥棒なのも・ジェニファーが王女の身代わりなのも・なんとなく納得させるだけの理由はあるけど、どう考えてもおかしな設定。
けど、まあいいでしょう。


が・しかし、ジェニファーが何度となく誘拐されそうになる場面の、お助けマン達の不自然極まりない闘い方・・・・やる気あんの〜的な武器と緩慢な動き。おまけにダグ自身も助ける気あるの〜?的な面倒くさそうな戦闘態勢(笑)。
けど、まあいいでしょう。


が・しかし、クライマックスダグが撃たれた後、ジェニファーが駆け寄るシーンでは秘かに隠し持った(秘かでも何でもないけど)銃で男爵を撃っちゃうけど、ここはどう考えても絶対おかしい!!


あれで男爵死んじゃったら、ジェニファー殺人犯だよね〜・・・・・って前に、あの銃どこで手に入れたのかが激しく気になる!
もう少し万人が納得できる展開には出来なかったのか・・・???
きっと「私ならさぁ〜」と脚本家に物申したい気持になった観客は大勢いたはず(笑)。
けど、まあいいでしょう。


が・しかし、撃たれた後のダグさん・実は数週間も意識が戻らず寝たまんまだったんですね・・・。数日間・ではなく数週間・・・。きっとジェニファーが帰国し犯人達の取り調べが済み、ダグのお母さん捜索に費やす時間とパラスアテナ国の情勢が安定するまではダグに意識が戻ってもらっては困るんです・的な理由で目覚めさせてもらえなかったんですね・・とさえ思わせる展開に可哀想になるダグさん。


すべてにおいて「これでいいのか〜!!」



えぇ・・・それでもいいんです!最終的には〜・・・なぜならそこにとうこちゃんがいるから・・・・(笑)。
いえいえ、全然よくはないけど、そうやって「おかしいよ〜そんなの」ってつっ込み入れまくっていていくうち、こういうお話もまた「ありかな」と思い始めた訳で〜。
要するに話の展開云々はさほど重要ではなく、シーンの流れそのものがビックリ箱のようにあっと驚くような展開で繰り広げられていく、そこに着眼点を置けばこれほど面白いものはないのです・・・・・きっと(笑)。



この作品がとうこちゃん出演作品でなければ、どうでも(笑)いいことなんだけど、とうこちゃん好きで何回となく見ている身としては時々は冷めた目で見る事もまた大切なことなんだと、今更ながら教えて頂いた作品でもありました。


それにしてもこの公演時期は夏場だったこともあってか、とうこちゃんの汗の量が半端なく「汗だくダグ」なお顔になっていて、これを毎回超間近で見ていたあすかさんもきっとダグのお化粧具合が気になったことでありましょう。


最近のとうこちゃん作品ではこんなに汗をかきつつ演じていることもないので、今となってはありがたい?汗の玉を見る事が出来て貴重です(笑)。



博多座の『シークレット・ハンター』には大劇場では見られなかった魚のラインダンスに結構上級生が出ていたりして、そんなところも面白うございました。


話は唐突に飛ぶけど、お昼ごろに放送されていたスカイ・ステージトークで今日の回の朝海ひかるさんと樹里咲穂さんが「自分たちが出演した作品のビデオは今は恥ずかしいから見ないけど老後の楽しみに取っておく」と話されていたけど、とうこちゃんもそうなんだろうか・・・と思った。


もしそうだとしたらきっと今の時点ではご本人よりその作品のセットだとか、衣装・台詞・オーケストラのトランペットの音はずし(笑)なんかはファンの方が詳しいかもしれない。


けど、たとえう〜んと先のとうこちゃんが老後にのんびり自分の出演作品を見ているとも思えませんがね(笑)。



なんだかんだと言いつつ、思いつつそれでもとうこちゃんの記念すべき作品なんで大好きな作品です・・・・記念すべき作品だからもう少し何とかならんかったのか〜なんて事はもう

どうでも いいことです!!


                       (笑)