夏の朝のひんやりタイム

けさの出勤途中で見た光景はまあ・夏だから?いいようなもんだけど、かなりのどっきりシーンを目撃。

毎日通勤で通る交差点は近くに工場がある事もあり、朝はかなり混雑する。なので最近拡張工事がなされ、こんな田舎であるにも拘らず片道4車線という立派な(笑)交差点に生まれ変わった。

若干の渋滞緩和にはなった模様だけど、それでも車が多い事には変わりない。
で・
今日もいつものように仕事に行くには右折せねばならぬゆえ、右車線で信号が変わるのを待っていた。
信号が青に変わっても直線道路2本にはたくさんの車が止まっているのですぐには右折できない。

そのまま動かず直進してくる車を眺めていた。
と・
なにやら黒い物体が視野の左側に入った。「へっ?」と見たら、60過ぎかとおぼしきおばさまがその大通りを横切っていた。
私は我が目を疑った。「信号青だと思ったけど、赤だったの?」〜と信号機を慌てて見直したほどの堂々たる渡りっぷり。
もちろん歩行者信号は完全に赤です。
なのにおばさまは私の車の前を悠然と歩いていく。
当然直進の車にとっては青信号に従っているのだから、迷うことなく進んでくる。

「ぶつかるよ〜」

思わず私は両手で口元を押さえて「ひえ〜っ」と声にならない声で叫んでいた。


2車線を走ってくる車はブレーキをかけつつおばさまを回避しながら走り抜けて行った。
きっと、信号が赤から青に変わって進み始めたばかりでそうスピードが出ていなかった事と、交差点が広かったからおばさままでの距離が多少なりともあったことが幸いしたんだと思う。

もし・もし・ぶつかっていたらそれはまさに私の車のすぐそこだったはず・・・おぉ〜(>_<)


横断歩道を渡っている途中で青から赤に変わってしまったというのならまだ同情の余地もあろうけど、今朝の光景はいけませんよ・おばさま。

こんなに車社会の世の中だとビックリするようなルール違反をする車も少なくないけど、歩行者もあんまり我がままではいけません。当のおばさまは何事もなかったかのように去って行ったけど、私の小さな心臓はその後も少しばかりドキドキが収まらなかったんだから・・・・。

もう朝からひんやりするような光景に出会ってしまったけど、車がなきゃなにもできないってほど依存した生活をしている身としては、ちょっと気を引き締めなくっちゃと思ったわけでもあります。

しかし、あのおばさま・信号が変わるのも待てない程急ぎの用でもあったのかな〜。
「ひぇ〜」「おおぉ〜」と最悪のシナリオを思い描きながらも、おばさまが手にしていたコンビニ弁当はしっかりと目に留まり、ついでに道の反対側にはパチンコ屋さんがあったことを思えば・・・・・

やっぱり



同情の余地なし!!



です(笑)。