ちょっと振り返っちゃう

きっとみんなの心が『アントニークレオパトラ』に傾きつつある〜であろうこの頃でも、私は先日放送された『MITSUKO』に想いを馳せて熱い日々を・・・いえ・暑い日々を過ごしております。


考えてみたら・・・ってか考える間でもなくこのTV版『MITSUKO』のリヒャルトはジュリアンさんが演じていたから、大阪公演の辛源さんバージョンしか見ていない私にはなかなか新鮮ではありました。


馴染みがあるのはどうしても辛源さんになるけど、両方のリヒャルトを見る事が出来たのはありがたかったな〜と思います。


どちらのリヒャルトも青年時代はまだあどけなさもあって、なのに「子持ちの30女」に恋なんかしちゃってねぇ。若さゆえの押さえられない気持を母親とバトル(笑)しながら歌うシーンはなかなかに迫力があってよかったかと。
辛源リヒャルトには切なさが感じられて、ジュリアンリヒャルトには強さが感じられました。



そんなリヒャルトがイダとともに段々大人になっていく過程は(概ね省略されてますが・笑)どちらもその成長が感じられるけど、パン・ヨーロッパ運動のくだりは辛源リヒャルトの方がより感動的に映りました・・・・けど・まあこれは舞台全体からの迫力と力強いコーラスを肌で感じたからで、あの時の鳥肌が立つような躍動感はテレビでは味わえないのは仕方ない事でしょう。



この放送を見ても思ったけど、実際の時も一幕終わりミツコが子ども達と旅立つあの感動的なシーン、幕が降りてくるのが早い!!(笑)
もう少し余韻も持たせてくれてもいいだろうに〜と観る度に思っていたっけ。
なんだかせっかちな(笑)小池先生の指示なのかしら?


この『MITSUKO』は「後ろを振り向かずに」のテーマ曲を始め、いろんな人がいろんな場面で歌ってる曲もどれもいいな〜と思うので、次はCDの発売も待ち遠しいです。


ですが・・・


何回か聞いていたら結構同じメロディーが歌詞を変え、若干アレンジされ使われていたという事にやっとこの頃気がつくという、今更ながら音感のない自分が情けないですぅ。


この暑い夏はミツコさんで乗り切ろうと決めたので(笑)まだ・まだ見ますよ〜。