history

ちょっと台所の奥を片づけしていたら、もうとっくに賞味期限が切れたスパイス発見。


「08年っていったら とうこちゃんがスカピンやってた頃のね」


なんて感慨にふける事はもうしょっちゅう。そんなことよりそこまで期限切れの食品を大事に?取っておくなよ、って話しだけど、こんなふうに西暦1991年以降の年号には何かしら反応してしまうのは私だけ?


引き出しの奥から出てきた領収書にも
「06年ったら 星組トップになった頃のだわ」


懐かしい単行本の初版にだって
「03年か〜アイーダ姫やってたのよね・雨に唄えばもあったっけ」


いちいちその時が、とうこちゃんが宝塚では研幾つの頃のかと思わず考えてしまうのには、自分でもお手上げ状態(笑)。


きっと私の中の年表にはその時代の出来事と共に、とうこちゃんというひとりの舞台人としての活動もインプットされてしまっているんだと思う。
昨日の事も大切な約束事も割とあっさり忘れてしまえるくせに(そりゃいかんよ)とうこちゃんの事となると俄然記憶力が頑張りをみせる。
「好きこそ物の上手なれ」


とはよく言ったものだけど、実生活においてはとうこちゃんが研幾つでどんな事してたのか・・・なんて事が役に立つことはまずない(笑)。
けども・数字を見た時何の感慨も起きないよりは「あぁ〜この時は・・」と巡らせる想いがある方がなんだかお得な気分にもなれるというもの。




こう毎日雨続きでどんよりだと、気持も沈みがちになって考える事はとうこちゃんのことばかり・・・・・(雨じゃなくても考えてると思うけど笑)
そんなこんなで『MISUKO』のことに想いを巡らせていたところへタイミングよく「エンタメ・ターミナル」にこれまでとは違った舞台写真発見。



なかなか綺麗な写真の中でも、ミツコさんとハインリッヒの結婚式の写真にはなんだか特別な懐かしさがあった。
大阪公演で観た時の、その時を思い出しての懐かしさ・・・ではなくマテととうこちゃんがウエディング姿で並んだその写真は、背景のステンドグラスといい白いドレスといい『スカーレット・ピンパーネル』のパーシーとマルグリットの結婚式のそれと似ていて、実際に観た時はそんなことまったく思いもしなかったのに、写真で切り取られるとこんなふうにも見えたのね、と思った。



もちろん・スカピンは新郎でミツコは新婦ですから、そこんとこは似ても似つかないけど(笑)・・・・まっ・どちらも小池先生演出だからイメージは若干似通ったのかも。


公演のミツコさんは益々感動的な作品になっているようですが
「2011年?あぁ〜MITSUKO公演があったときね、あれ素晴らしかったよね」
とみんなが口を揃えて言う日が必ずやって来るでしょう。



そう信じて、とうこちゃんに想いを馳せる時間から、今夜の晩御飯の支度に気を重くする時間へと相成りましたので、この辺りでごきげんよ〜♪です。