女優3年生

4月26日・・・です。
はい・とうこちゃんが宝塚歌劇団から卒業した おめでたい日です。
あれから丸2年。
いろんな「安蘭けい」を見せていただきました。
本当に幸せな日々でございます。



が・
2年前の今日、千秋楽をこの目で確かめる事も出来ず実感のないまま、けどもうこの世の終わりのような深い深い悲しみだけがあって、とうこちゃんのいない宝塚ってことが信じられなくて、明日からどうやって生きていったらいいの〜とさえ思った・・の・・に・・



翌日になったらドド〜ンと『AIDA』の公演しま〜す♪ってニュースが飛び込んできて、なんていうかほっとしたのももちろんだけど、どっちかっていうと、おいおい〜的な・あの涙を返して〜的な・嬉しいけどもうちょっと悲しみの余韻に浸らせて〜的な(笑)泣き笑いをしたのが懐かしい。



退団後しばらくはとうこちゃんの一挙一動にちょっとでも男役のなごりみたいなのがあると、それが嬉しいような懐かしいような、気持ちのどこかでまだまだ男役安蘭けいに未練があってふっ切れるのには時間がかかったけど、今ではそんな時期も過去の事。


今のとうこちゃんの活躍をみていると、夢の園はそれなりに幸せな時間をもらえたけど、扉を開けて進んだ先にはもっといろんな可能性を秘めたとうこちゃんの姿を見る事が出来て、卒業って大切なceremonyではあるけど通過点に過ぎないんだな、と感じるわけなんです。



昨日ふっと、サヨナラ公演の際のお茶会のDVDを見てしまいました。
とうこちゃんが「もうこんなに大勢の前で話す事もないかもしれない」なんて言ってるシーンを見て「そんなこと絶対ないよ」ってその時も思ったけど、やっぱり「そんなこと絶対なかったでしょ」と言える今が嬉しい。



性格を自己分析すると「熱しやすく冷めにくい」タイプの私だから、この先もず〜っととうこちゃんのファンでいる自信がある。
家族や身内や友達じゃない誰かのために頑張れる、そんな存在に出会えたことがほんとに幸福な事だと思う。



た・だ・し
幸福の代償もちょっとはあるわけでして、数日間おうちを留守にする前日のエネルギーは相当なものであります。
2日分・3日分の献立に始まり注意書き・覚書・をしたため、ペットの世話さえいちいち指さし確認を強要し、百歩下がったふりをして愛想振りまき、けど「行かせてもらいます」の強気な態度はそのまま旅立つこと、年に数回・・・・。


毎回おなじみになったこの一連の流れを・・・・もういい加減黙ってやってくれ〜い!
なんてことは言いたいけど、言わない(笑)。



さてさて・
二年目のとうこちゃんがこんなに素敵なんだから三年目のとうこちゃんはどうなっていくんでしょう。
この一年間でまた新しいとうこちゃんに出会えるんですね。



わくわく〜