使い道を教えて

ここ数日間、といっても2週間くらい前からなんだけどなんか喉が痛くてしかたない。
風邪の症状があるわけではないから、もちろん熱もないし咳もでない。
なのに痛いし違和感ありまくり。
なにやらあぶないびょ〜きなのか、と不安になりつつも不安だから余計病院には行きたくない。
こわいもんね。



なんて事いってられないぞっとやっと意を決して病院のドアを叩いた。
この時期耳鼻咽喉科は花粉症の患者さんでひしめき合っていて、驚きの80分待ち。
しかたない、待つ事は患者の役目っす。



そんなこんなでやっとこ順番がきて診察台に上っても、大した診察もなく薬だけ貰う事に・・・。
いや〜 一応それとなく言ってはみたんだよ。
「せんせ〜がんとかじゃないですよね」
不安な私の気持など知ってか知らずか、先生ひと言「ストレスですね」



ストレスで喉が痛くなるなんて初めて知ったけど、先生がそう言うんならそうなんでしょう。
でも、今の生活にストレスを感じる事はなんにもないんだけどなあ〜。
なんて事は決して口にしてはいけません。
で・10日間分の薬をたらふく頂き始めこそ真面目に服用していたけど、飲んだところでどうも芳しくない。
やっぱりあぶないびょ〜きなんだわ、と再び先生のもとに・・・。


私の「薬はきちんと飲んだけど症状は良くなりません」のことばに今回は「じゃ写真を撮って調べましょう」ってことになり鼻から何やら管を入れる事に。



「せんせ〜痛くないですか?」って恐る恐る聞いたら「痛くはないけど気持悪いです」との事。
管が喉の辺りで止まっているのが見えなくても分かる感覚。
う〜ん痛くはなかったけど、たしかに気持悪かった。



映しだされた喉の様子を見ながら説明してくれたけど、やっぱり赤くなっていて素人目にも「痛そう〜だなあ」と思っているとこへ、私が聞くより先に「がんじゃないですから」と先生ひと言。
安心したけど、ストレスと痛みが比例しているとしたら私のストレスは相当なものなのだろうか・・・。



まあ一安心ということで待合室に戻って会計を済ませ帰ろうとしたら「ちょっと待って下さい」と呼び止められ「先ほどの写真をどうぞ」と一枚の写真を手渡された。
赤く腫れた喉のカラー写真・・・・・


ありがたいけど、これをどうしろと・・・。
この病院で症状が改善されない時はこの写真を持参してほかの病院を当たれ、ということか・・・・まさか・・・・


ふにゃふにゃの喉の写真なんてあんまり見ていて気持のいいものじゃないし、記念に取っておくほどの物でもないだろう。
使い道ないよ・・・なんて思いながら何気なく裏返してみたら



すっげ〜!!


ポストカードになってるよ!



切手を貼っていったい誰に出せというのか・・・・・



いやがらせにはもってこい・・・のシロモノにはなるな・たしかに・・・・
はは〜    分かったぞ!このノドちOこ写真付きポストカードを嫌な奴に送りつけストレスを解消せよってことだな。
おあいにく様・そんな面倒なことはしないもんね。
けど、おかげで思いっきり笑わせて頂きましたんで、本来の目的はそこか?
あ〜奥深い先生と出会っちまったな。



なんてことはどうでもいい。
早く良くなりますように〜という切実な思いと共に、知らず知らずのストレスなら完治は無理なんじゃ・・・なんて思いもあるんだな。
ふ〜・・・私の未来に幸あれ〜だわ。