合言葉はアビヤント!

月組雪組の公演ラインアップが届きましたね。
月組は『アルジェの男』
で・もって
雪組の公演演目を見た時は思わず「おおっ」と言ってしまった。
『仮面の男』
これ映画版が大好きで、今でも時々DVDを見てしまうくらいホントお気に入りの作品。
なんてったって曲がいい!もちろん作品も。



レオナルド・ディカプリオ・・・にはあんまり興味はなかったけど三銃士をした(実際には映画では4人だけど)俳優さん方が魅力あり過ぎて映画も何回か見に行ったほどの嵌りようだった。



そんな作品を宝塚でやってくれるんだ。
主人公は双子で映画では両方をディカプリオが演じていたけど、宝塚でもちろんそうなるでしょう。
ただ、映像ではなんとでもなる同時に出ているシーンが舞台ではどうなるんだろう。
それに映画では女性の活躍はほとんど期待できない作品だったけど、それをヅカ版ではどう見せてくれるのか・・・。
あぁ〜
今までにないくらい出来あがる作品に期待してしまう。



雪組は娘トップもようやく決まりほっとしたし、大好きな作品を公演してくれるなんてもうどうしましょ・です。よかった・よかった。
月組は再演物だけど、月も雪も「男」がつく題名になったのは偶然でしょう。
どちらの「男」も楽しみ。



そんな訳で(どんな訳もない)
スカステ放送の『マイディアニューオリンズ』と『アビヤント』を久しぶりに見た。
とうこちゃん退団後はこの作品は見れば泣いてしまう事は分かっていても、とうこちゃん会いたさによく見ていたけど、さすがに今回お芝居は結構冷静に見終えられた。
けど・
ショーは涙を流す事を忘れさせる勢いでカットシーンが続くので、編集を知ってはいても「おやおや」と呆れて見ていたんだけど「愛の賛歌」にはやられましたぁ。
デュエットダンスで流れるこの曲・・・・ふたりのなんとも信頼し合った優しい眼差しに胸にこみ上げるものがあるのと同時に、ピアフのときの絶望と孤独の中で歌う曲とが重なり合って、これは見ていて・・・なんというか・・・少々つらい・・・かな。



でも、もう2年前の作品。これから先きのとうこちゃんはこの時のとうこちゃんからは想像できない程の綺麗な女性になってしまい、やっぱりひとつの時代が終わってしまった事をしみじみと感じてしまった。
もっと早くとうこちゃんに出会っていたら、もっとたくさんの思い出があっただろうなぁという思いはこれから先もず〜っとあるだろうけど、男役から女優へと変わっていく様を近くで(全然近くないど)見ていられたことには「出会わせてくれてありがとう・こ」と思わずにはいられない。



過去の作品に想いを馳せたりこれからの作品に期待したり、宝塚はやっぱりいいところだ(ちょっと小声になるけど)・・・・・・だから東京の花組公演が恙無く公演できますように。