ハプスブルクの宝剣

喜んでいいのか、悲しんでしまうのか・・・かなりの確率で悲しみに暮れそうなそんなイベント
  チャリティスペシャル「愛の旋律〜夢の記憶」



宝塚大劇場で5月30日に開催されるのですね。
これに我らがとうこさまもご出演なさいます。
退団後初めてあの劇場に立たれるのですよねぇ。
いいなあ〜観たいなあ〜
しかも、タカラヅカスペシャルでも5組揃う事はないのに、今回は全組のトップさん勢揃いなんですね。



こんなに豪華版だと当然競争率も・・・・・ってかもう闘う前から諦めてるけど(笑)大劇場に立つとうこちゃん観たかったよ。
けど・


「人はどんなときにも希望を失ってはならない」
とエリヤーフーも言っておりますので、取敢えずは希望は持っていようかな。



という訳で、『ハプスブルクの宝剣』の放送を見ました。
すっかり忘れていたけど、これって植田景子センセーの作品だったんですね。見ている途中でこの歌い継ぎのやり方はもしかして〜と思ったらそうでした。
段々私も詳しくなってきたぞ(笑)。
殆ど全場黒ずくめのお衣装のエリヤーフー。ショーブランをちらちらと思い起こさせるも苦悩の表情がより深く描かれいて、そこら辺りは主演作品なので当然です。
エドゥアルトとフランツの関係がいまいちよく分からないのは、時代背景や歴史的背景がまったく理解できていない事もあると思うけど、なぜフランツはそこまでエドゥアルトを信頼し必要としているのか・・・・う〜ん・・・・わからん。
なんて思いながら見ていたから、随分経ってから登場した紅ゆずるさん・夢乃聖夏さんに「ごめんなさい、存在忘れてました」と謝りましたよ。
あんまり出番なかったのね。



ねねちゃんはどちらの役も良かったけど、なんだか歌い難そうな音程の曲に、悪戦苦闘気味に聞こえてしまいました。高い音程か低いかだとキレイに出るのにおしいなぁ。
まっ・これは1年前だからこれから随分と頑張りましたよね(きっと)。


お話しの最後は感動の再会・・・はお決まりのパターンだとしてもいいじゃないですか・涙が滲んだもの。
ただ、アーデルハイドはお家との確執はどうなったのかしら。あそこでエリヤーフーとラブらぶになっても問題ない身の上になってたのかしらねえ。


ちょっとばっかりの疑問は残しつつも、ハッピーエンドは幸せな想像がいろいろできるから、エリヤーフーの苦悩も報われるというのものでしょう(どうでしょう・ユダヤ問題はそう簡単ではないはずだが・ってどっちやねん)。



やっぱり星組っ子公演はいいなあ。下級生だと思っていたあの人がもうこんな立派な役やってるよ、って分かるとこがいい(笑)。
でも、彩海早矢さんはこれが退団公演になったんだよね。
もう少し活躍させてほしかったな。