涙に託された想い

昨日のタカラヅカニュース『メイちゃんの執事』千秋楽の様子見ました。
なんだか、紅ゆずるさんの立派な挨拶に胸が熱くなりましたが・・・初主演で抱える事も多かったんでしょうね、そんな涙を見ていたら「よくやったよ」と観てもいないくせに(笑)私もほっとしました。



タカラヅカニュースでは花組公演の魅力みたいなのもしばらく流れていたけど、これが結構事前に見ていて役に立ちましたよ。舞台裏のそれを創り上げている方々のお話しというか、情熱を語る(笑)時間なんだけど、お芝居の中でフレディーがキャシーのお屋敷に入るところの、地震探知機?みたいなのもしっかり見届けられたし、黒燕尾のあの「Y」の形もほんと溜め息が出るほど美しかったし・・・・。
なんとなく観ていたら気が付かないでいたところを、こうやってわざわざ(笑)時間を作って紹介してくれるからありがたい番組ではないですか。
おかげで、紹介された物・シーンはちゃんと観てくることが出来ました。



花組公演はもうそろそろ細部は忘れかけておりますが(笑)今思えばお話しには若干の無理もありましたよねぇ。
フレディーにキャシーのボディガードを頼む理由もなんか弱いし、フレディーはそんな身体でひと様をガードできるのかい、と大概の観客は思ったはずと感じたのは私だけだろうか・・・なんて思ったり。
最後のナチスとの戦い?も武器が銃なんだから、早く引き金を引いた方か、銃の数が多い方が有利だろ、なんて事けっしてその時考えながら観ていた訳ではありません・が、お話しに矛盾点がある公演なんて今に始まった事ではないのでしょうから、その時間を楽しんだもん勝ち(笑)。
の心意気で真飛さんには酔いしれてきましたよ。



ショーの方はやっぱり「アビヤント」が脳裏をよぎり、あすかさんが着ていたちょっと変わった形のスカートが出てきてかなり懐かしかったり、ねねちゃんのフルフルと同じような構成には藤井センセーのこだわり(笑)を感じたり、随所にとうこちゃんを彷彿とさせるシーンがあって、でもだからと言ってそれで哀しくなる事はなかったです。
ただ・・・・



このショーがDVD化されたとき、『ア・ビヤント』のようなカットのオンパレードにならなきゃいいけど・・・とふっと思ってしまいましたよ。