その後のお話し

今日は真面目にお仕事してきましたよ(笑)。


ピアフの人生を生き抜いたとうこちゃんご本人も「自分を褒めてあげたい」と達成感を感じておられるようで嬉しい限りです。



そして私の満足感も達成されたわけでありまして・・・・。
なんの達成感かと申しますに・・・・。


ええ・みなさまがとっくにお忘れになっていても全然かまいません。
ただ、あの双眼鏡の使い心地だけは語らせてくださいませ〜っ(笑)。



と言う前に
私は三半規管がど〜も弱いようで、飛行機に乗るときまって毎回毎回「着陸態勢に入ります」のアナウンスが流れる辺りから一気に酔ってしまう。
そんなに揺れているわけでもないのに、気分が悪くてしかたなくなる。ただ時間が10分そこらなので、なんとか我慢はできるけど、こればっかりはどうしょうもないのかも。
で・今回も類にもれず、やっぱり酔っ払い(なんか違う)そんな状態で大劇場に行き花組を観劇。



さあ!新しいオペラをいよいよ登場させるわよっと取り出し、まずはレンズの調整。
今まで使っていた双眼鏡はその調整が必要ないタイプだったので、若干もたつきつつ、あっち回しこっち回ししながらピントを合わせておりました。
なかなかうまいこと合ってくれません。
なぜなら・・・・標的が動くからです(笑)。



そんなこんなやっておりましたら、はい・見事に気分が悪くなりなんだかムカムカと吐き気さえ覚える始末・・・・・。



せっかくの真飛さんの退団公演1回こっきりなんだから、こんなことで舞台を無駄には出来ない、と途中から双眼鏡を使うのは諦めました。
が・ここですっかり諦めてしまっては何のための重い荷物なの(いや軽いです)と、弱り切った自分の三半規管にカツを入れ、休憩時間も惜しんでピント合わせに没頭いたしました。
なので・ショーではなんとか早々にピント合わせが上手くいき、綺麗なお顔を間近で(笑)拝見する事に成功したわけです。
試行錯誤の末?手に入れたフルハイビジョンな世界に、それこそ文字通り酔いしれ失敗を恐れては先に進めないという教訓さえ手に入れたのであります。



これでもう怖いものなし!でとうこちゃん公演に臨めると、意気揚々と出かけたのであります。
それはもう耳もとで囁くかのごとく、とうこさまが麗しいお顔を私に近づけるのです。
くっきり・はっきり・堪能できた・・・のもほんとです。
が・



殆どは涙で霞み・滲み・ゆがみ・曇り・・・双眼鏡を離すと涙が零れるあり様に、あってもなくても一緒じゃ〜な状態でもありました(笑)。



まっ・それでも双眼鏡の威力は充分に発揮してくれたと思います。


けどね、今回に限って言えば双眼鏡がたとえなくても、あの感動はあの空間にいたみんなが手に入れられたものだったと思うのであります。
だから、ほんとの勝負は次回作『MITSUKO』までお預けと致しましょう(まだ引っ張る気なんだ笑)。