満開の花組

花組公演の初日の様子ニュースで見ました。
真飛聖さんが白いコートに帽子を持っていたシーンだけで「おおっ・これはとうこちゃんの再来か」と、とうこファンは思ったはずですが(いえ・私だけでしょう)真飛さんのスーツ姿がやけに新鮮でかっこ良くて・・・・。
全ツの時もスーツではあったけど、なんでだろうなぁ。きっと、退団公演はこれまでの集大成としての男役が一番輝きを増しているからだろうか。




あのちょこっとのシーンではどんなお話しなのか分からないけど、聞くところ・見るところによると、真飛さんと壮さんの友情も濃く描かれているようですね。
そういう話を目の当たりにすると、やっぱり真飛さんの後を壮さんが引き継ぐ形になっていたらどんなにか感動的だったのではないかしら、と思ってしまうんですね(実際には見てないから分からないんだけど)。



もちろん蘭寿さんの花組トップ就任は嬉しいことには違いないけど、それは置いておくとしても、その組のトップさんのさよなら公演は次期トップさんに見送って欲しいなあと思ってしまう。
今更な話だけど、それを望むことは今の宝塚には難しいことなんでしょうね。


ショーのほうもなんとなく『ア・ビヤント』を彷彿とさせるシーンがちらりとあったけど「ア・ビヤント」ほどの 毎日がさよならショー ってことはないようで安心(笑)しました。



お芝居もショーも真飛さんの素敵さはもちろんだけど、蘭ちゃんがかわいいっ。
蘭ちゃんが蘭寿さんと組むのも嬉しいけど、それ以前に真飛さんとの同時退団じゃなくてよかったなあと思う。
まだ娘トップになったばっかりだものね。


私個人的にはトップさんと娘役トップさんの学年差はあまりないほうが好きだ。
娘役さんはどうしてもトップさんを素敵に見せるために一歩下がった印象があって、もちろん公演は対等な人間関係でそこに学年差は感じないけど、ナウオンとかのトークになるとかなり遠慮した感じが見えて「もっと頑張れっ」と思ってしまう。
宝塚の娘役にはそこが大切な部分なのかもしれないし、それこそが伝統なのかもしれないけど、「わたし・ついてゆきますわ」だけの奥ゆかしさは現代においては今の半分くらいでいいかも・・・・です(笑)。


まあふたりの間に学年差はあっても、某宙組みたく舞台以外でも仲良しこよしはいっそ清々しいものがこみ上げてくるから、ようはふたりの相性かな、と思わないでもないかな。


なにはともあれ、花組公演も・・・・いえ・花組公演が・楽しみです(笑)。
待っててね〜っ とうこちゃ・・・・・いえ・真飛さ〜ん!!