職人技

いよいよいよ〜っ
明日の初日が秒読み段階に入りましたね。
初日をご覧になった方々の 素晴らしい(であろう)感想を楽しみに待ちつつ、私の観劇はまだまだ先だよ〜んととうこちゃんにアピールしておこう(笑)。



んで、とうこちゃんのことは話題にしたくても何もないので、まったくつまらない私の話題にいきます(強制的誘導です笑)。



田舎暮らし・それに欠かせない最も大切なもの、それは「車」なんですね。
なんせ近くのコンビニに行くのでさえ車に乗って行かなくっちゃ遠い〜遠い、近くのコンビニ(笑)。



最近なんかハンドルが重いな〜と思いつつも、乗車前の点検なんて教習所でやったっきり日常的にやったことなんてないもの。
人間 知らないって怖いよね〜ぇ。
前輪2つともパンクしてたんです・・・・なのに乗りまわしてたんです・・・・怖っ
たぶん、じわじわと空気が抜けてたんだと思うけど、気が付いた時には「あっちゃ」な状態。
けどけど、この車自分のじゃないからさ、本音の部分ではあんまり危機感なくて、取敢えず修理に来て貰わなくっちゃって事で、自分の車で父親に修理の事を頼みに行った。父の知り合いの整備工場だからさ。けど、不在だったんで時間もないし後回しにして仕事に行こうと、車に乗ってエンジンをかけようとしたけど かからない。


「?」


エンジンもかからなければ、差し込んだキーも抜けない。
何度やってもかからないじゃないの。
私の車も壊れたのか〜って少々パニック。
「なに?今日はなんかの呪いの日?」って事さえ頭をよぎる。
「遅れる、遅れる仕事に遅れっる」ってことで、父親なんかに頼んでらんない。
自分自ら電話電話。(いい大人なんだから初めから自分でやればってことはそこら辺に置いておくのよ)。



「もしもし、車のエンジンがかからないんですう!!」
「エンジンがかからないんですね」
「キーも抜けませ〜ん!!」  
「キーもですね」
「たった今までは運転していたんですよ!!」
「ピィになってますか?」
「はい? ぴぃ? ですか?」
「そうです  Pのところにギア入っていますか?」
「・・・ええっと〜Dになってました」
「でしょうね」


慌てていたんです(笑)。
しかし、工場のおじさんのあの落ち着きっぷり。きっと私だけじゃないんだわ、こんなことで助けを求めるのは・・ってちょっと安心した。
で、ついでにパンクの件も頼んでみた。



「あの〜それとですね。もう1台の車がパンクしてるんです」
「パンクですか?!」
「はい 前輪がふたつとも」
「両方ですか?!」
「はい」
「大変じゃないですか!!」
「・・・・ですかねえ」
「今からすぐ行きます!!」
「ええ〜っと仕事に行くんで誰もいないんですけど」
「かまわないです。どんな状態か見ない事には処置できないですから!!」
「あ・ありがとうございます」
「では!!」



先ほどの落ち着きぶりはどこへ行っちゃったの?
パンクっていうたったの3文字がそんなにおじさんの職人魂に火を付けたの?
ありがたいけど、おじさんの「パンク物語」より私の「P物語」の方が私には比重が重かったんだけどなあ。
まるで、取ってつけた様なパンク修理依頼はおじさんにとっては許し難いことだったのかもしれない。




仕事が終わって自宅に帰ったら、すっかり立派になったタイヤが納まっていた。
ありがとね・おじさん。
けど・・・・



修理代・タイヤ代 むっちゃ高いんですけど・・・・
どんな神業な技術とタイヤをお使いになったのか・・・


修理が終わってしまった今となっては・・・・支払いますとも!!