涙の数だけ・・・

またまたやって来た、スカステ「こだわりランキング」
今回は「泣いた場面」



いや〜ひとつひとつの場面を流す時間はほんの数分なのに、泣ける。
しかも、ほとんど全編見たことはない公演のばっかりだったのにも拘わらず、泣けた。
ひとりで見ていてよかったよ。



殆ど見た事のない公演のばっかりなんだけど、放送で流されたシーンはどれもなんかの形では見た事があったから、みんなの泣き所は同じなのかもね。
やっぱり、切ない涙No1は6位の「落陽のパレルモ」だったな。野々さんの泣き声に重なるようにして歌う春野さんの歌がいいよね。うん・これは涙が出ちゃうよ。
〜と思いながら見ていたけど、ダントツ(かどうかは知らないけど笑)の第1位は やはり これでしたね。


「王家に捧ぐ歌」


アイーダとラダメスが地下牢で出会うシーン。
切ないけど、幸せ感溢れていてだからこそ悲しくて・・・・これで泣けないなんて地球人じゃないよねえ。



でも実はわたしの「泣いた場面」はこのどれにも入ってないもの。
お話しに感動して泣いたのでも、登場人物の心情に泣けたのでもない、ただただこの空間で男役のとうこちゃんとお別れしなければならない悲しさ、切なさで泣いた
そう・これ


『My Dear New Orleans』


これはもうファンなら仕方ないよね。
だからランキングしたシーンとは涙の意味合いが違うからねぇ・・・・ランキングにもれても残念じゃないわよ!(笑)



公演で流された涙の量だけを測ったらきっと退団公演作品は上位にくるんじゃないかしらね。
まったく余談だけど、大和悠河さん退団公演を観ていた時、お隣の席の人が猛烈な勢いで泣き始めたのにはかなりびっくりしたけど、ついこの間の自分がそんな状態だったから気持はよ〜く分かった。 
けど、自分のことは棚上げして「ここ泣けるとこなんだ」って思ったっけ。その人もね、その場面が悲しくて泣いていたんじゃないのよね。
公演を見て流す涙はやっぱりお話しに感動してとか、人物の気持ちに沿ってとかの涙にしたいものだわ。



今回もそうだけど、少数派が選ぶシーンも面白い。
まあどれもこれも泣けるんだとは思うけど、突然の訛り告白シーン?の真矢みきさんのは・・・・さすがにこれがどんなお話しなのかはまったく知らないけど、泣けるんだねぇ。
いえいえ・いいんです。涙の数だけ自分の物語はあるのですから〜。




これを見終わった時、いいタイミングで「OGエンターテイエメント」が始まった。
とうこちゃん『MITSUKO』のポスター撮影の様子が見られた。
かなり早くから出ていたポスターのあのピンクなお衣装ではなく、白っぽいドレス姿で落ち着いた雰囲気。
いろんなポーズでカメラに収まるとうこさま。
綺麗だなぁ〜 キレイだなあ〜 きれいだなああ〜っ(笑)。


しかしね、まだピアフの公演も始まっていない時から、その次の公演のPRをするのも大変だろうなあ。
実はまだまだ気持的には乗ってはいないんだろうな。
って言うかそれどころじゃない心境かも(・・と勝手に推測してみた)。
でも、こうやって少しでもその雰囲気を見てしまうと、どんどん期待が膨らんでくる。
まだまだ先の先の公演。
今はピアフが楽しみ。


今回 この番組での大収穫がひとつ!  (とうこちゃん以外だよ)


愛と青春の宝塚」に出演者の稽古風景の中に、女性の美郷真矢さん発見。
退団後初めて見たそのお姿。
「女だあ」って思っても致し方ないですよね。
だって在団中は、どっから見てもどの角度からみても男子だったんですもの(笑)。
お顔は相変わらずのお顔だったけど、髪は長くなっていたかな。きっと素顔の性格はもの凄く女性らしい気がする。
久々に思いがけない出会い(笑)をしてしまって、ちょっと嬉しかったよ。



さて あと2日でピアフの初日。
観に行ける方も、行けない方もお風邪などひかれませんように〜。