歌声が創りだす世界

今日のBS放送「トリビュート・コンサート」危うく忘れるとこだった・・私としたことが・・・。



いや〜なんか歌ばっかりだったけど、すてきなお洋服となにより素敵な歌声でいいもん見せてもらいました。
オープニング出演者勢揃いでは、ここにいる全員がその昔男役やってた方たちとは思えない美しさにただただ見入ってしまいましたよ。



杜けあきさんが自己紹介のあと「やめて新しい人ほど女性らしい」みたいな事話されているとき、とうこちゃんが自分を指さして「わたし?」って言ってたのが可愛かった(笑)。
たしかに、このメンバーの中では一番新参者(なんの?)なんだけど、湖月わたるさんや真琴つばささんは相変わらずカッコいいが似合ってるから、とうこちゃんのおみ足を出したドレス姿が初々しく(笑)感じられたのかな。
普通辞めて長い人ほど女性度が上がるはずなのにね。



とうこちゃんがよく、「メロディーも大切だけど、歌詞を大事に歌いたい」って言ってるように、「雪が降る」はとうこちゃんの背景にさらさらと舞い落ちる雪が見えたよ。
私が聞いたことのある歌詞とは違っていたけど、なんとも切なく聞かせて下さいました。
この1曲だけで「安蘭けい」の世界を創り出したとうこちゃんの声を聞きながら、この次の公演ピアフが絶対いいものになるような気がした。



その次の「ケ・サラ」は聞いていて涙が出そうになった。
曲自体は前向きな歌なのに、なんでだろ・・・。
とうこちゃんの声はどうも私の琴線にぶつかる(・・と以前とうこさまは仰いましたが笑)もとい、触れるんだと思う。
心の一番深いところに沁み込んでくるから、ただ聴いているだけなのにふっと涙が零れそうになることがよくある。
ほんとにいい声だなぁ。



わたし、真琴つばささんのドレス姿は初めて見たと思う。歌い方は相変わらず現役時代を彷彿とさせたのに、まっかなドレス姿がえらく新鮮だった(笑)。
湖月さんや、真琴さんにはそのままのスタイルを貫いて欲しいです。



最後のとうこちゃんの緑色のドレスとおろした髪も可愛かったな。
あのお衣装はあれだけのために着替えたのでしょうかね。
とうこちゃんに限らず皆さん綺麗だった。
春野寿美礼さんも前髪が変わっていたけど、ほんとにお綺麗。貴城けいさんも相変わらずかわいいって感じだった。
それにしても、現役時代の体型を維持するのは難しいと思うけど(っていうか現役の時ってみなさんやせ過ぎだよね)、皆さんお変わりなくて羨ましい限りです。



こういう元宝塚の生徒さんが集まる時の紹介はやっぱり学年順や成績順なんだろうか・・・。
現役時代、先にトップになった春野寿美礼さんが、いつもとうこちゃんより先になんでもやっていた印象があったから、とうこちゃんが先に挨拶したのがちょっと意外だった。
何かで、研幾つ(研5?)だかの試験結果があとあとまで残るって聞いたことがあったけど、退団した後は、トップになった順より成績がモノを言うのだろうか?
20代なかばの成績が70になっても、80になっても幅を利かせるんだあ。
大変な世界だなあ〜



私がとうこちゃんのお姿を拝見出来るのは今年は今日が最後かな。
今年もあと残すところ10日余り・・・。
そろそろ今年の締めにかかろうかな(なんのだろう?)。