初めて見たものは何?

今日は私が初めて「宝塚」観劇をした記念すべき(?)日。
全国ツアーで地元に来てくれた宙組の『バレンシアの熱い花』が、初観劇作品。


私に宝塚を教えてくれた知人が手配してくれたチケットで、夕方の公演を観に行った。
かなりの期待を胸に抱えつつ席に着いたんだけど・・・。


実は初めての宝塚観劇は、落胆というか、残念というか・・・。
いえいえ・公演そのものはよかったと思うの。
TVや雑誌でしか見た事の無いタカラジェンヌが、自分の目の前にいるなんて(実際には遥か前の方で)、もうそれだけで感動ですもの。


いけなかったのは、会場・・・かな。
6時公演だったけど、とにかく始まってから遅れてくる人の多い事!
30分くらいはひっきりなしにドアが開いて誰かがはいってくるの。
私達の席がちょうどドアの前だったから、ロビーの明かりはもれてくるし、前の席の方たちはおしゃべりするし、お隣の席の人はカサカサ探し物してるし、もう全然集中できな〜いよっ。


まあそれも30分くらいで治まったけど、今度は途中で席を立つ人が尋常ではな〜い!
たまに映画を見に行って、途中席を立つ人を見かけるけど、映画だって2・3人だよ。
あの時はねぇ、10人はいたな・・・。


芝居中、真っ暗な中ピンスポットがセンターの人に当たっている時でさえ、堂々と席を立ち堂々とドアを開けて出て行っちゃうし・・・・・おいおいだよ。
せめて、スタッフなり関係者なりが、タイミングを見てドアを開けるとかしないのかなぁと、そんなことに気持ちがいってしまってお芝居には全く集中出来ず、とうとう終わっちゃうし・・・。



もう、腹が立つとか言うより、悲しくなったよ。みんな高いお金払って観劇しに来た訳でしょうに、なんでちゃんと見られないのかなぁって不思議に思える光景でもあったよなぁ。



お芝居が終わったすぐ後の感想は「なにこれ」だったっけ・・・。もちろん観客に対してですよ。
すっかり気持ちはへこんだけど、次のシヨーはなんとか席を立つ人も少なく時間も短いので、皆さんおりこうさんに観ていられたからよかった。


しかし、これが若干トラウマになって地元のいわゆる市民会館公演は敬遠してしまう傾向にあるの。
来年『愛と青春の宝塚』公演があるけど、あそこじゃぁな〜って感じだよ。



もしかして、会館がいけないんじゃなくて、地元民がいけないのか!
だとしたら、問題だよ。
私もその中のひとりだし・・・・。


けど、私の観劇の在り方は立派だよ。    
動かない・しゃべらない・眠らない・・・観劇の三原則は守るが鉄則だもん・・・(そんなのないよ)。



そんなこんなで、まったくいい思い出とは言い難い経験だったけど、その分そのあとすぐに大劇場で観た公演は素晴らしい!の一言だった。
やっぱり、本拠地で観る公演が一番安心できるな。



とか言いつつも、12月には花組公演は観に行く予定だけどね。