ワンダフルなお衣装

連日とうこちゃんのワンダフルなタウンは景気よく進んでいる事と思われますが、メディアでも舞台写真等載せてありますね。

幾つかある写真の中でも、やっぱあの写真はワンダホ〜でしょう。
黒いドレスのスリットから覗いた見事な美脚！
これはとうこちゃんファンならずとも、生唾ゴックンもの・・・おぉっ〜とあぶないあぶない。
いやいや宝塚時代から定評のあったおみ足を、惜しげもなく、大胆にご披露なさったりして、一体何人の方々を悩殺なさる気か・・・・。

実際には観ていないからわかんないけど、あの囲み取材の時の衣装って舞台上でみたら素敵なのか・・・・なあ。
私には、なんだかレインコートに見えて仕方ないんだが（笑）。

まあ、こうやってどんどん期待が膨らんでいく訳なんだな。

と・言う訳でいよいよどうでもいい本題に入ります。

衣装といえば、先のとうこちゃんのコンサート『箱舟』の時のお衣装は、どれもとても似合っていたし、全体的に落ち着いた雰囲気だったと思う。

『ＵＮＯ』の時は、あれねぇ〜退団後初めてのことできっと手探り状態だったんだと思う。よもやとうこちゃんが、「あれが着たい・これが着たい・ふりふりがいいんだい」って言ったとは思いたくないし、演出家の先生のご希望・ご要望だとか、双方の着たい衣装の波長があったとか、割と考えたくないないんだけど（笑）、まっ、あれはあれで良かったんだと思うことにして、あの時、あれらの衣装を見た時「あぁやっぱり宝塚の衣装って一分の隙もなかったんだな」と思った。

宝塚の男役の方々が、黒燕尾やスーツを着こなしたいと言うけど、シンプルな衣装ほど、その佇まいが難しいのもなんだろう。
学年が上がるほど、衣装を合わせるときはミリ単位で調整するって聞いたことがあるけど、そうやって自分の身体を知っていくんだろうか。

そういえば、新公の時の衣装は本役さんの借りる場合もあるんだろうけど、どう見ても「着られてますよ〜ぉ」「ぶかぶかですか？それ」って方も若干お見かけする。
下級生では衣装云々で意見は言えないのかもしれないが、それでもまあ本人がご満悦ならよしとしょう。

宝塚のあの豪華な衣装に慣れてしまうと、実はちょっと困ったことになったりする。
とうこちゃん退団後初のミュージカル　アイーダ　の衣装・・ねえ・・。
いや、とうこちゃんやその他の衣装がどうだったか、はいいんだ。
ただラダメスのはだか・・も別にいいんだ。
が、あのマントがねえ・・・なんとも気になってね〜。
その、縫い目っていうか、貼り合わせ具合っていうか、なんか視線をかっさらってしまったんだなぁ。

宝塚にはマントひるがえし〜って場面は結構多いと思うけど、いまだかって、マントその物に気持ちを奪われた事はなかったんだよ。
宝塚の衣装は、どんな貧しい役でもトップさんがやるとなると、それなりに豪華な施しがなされていて「どこにそんな余裕あるの？」なんてことは考えちゃいけない事もあるんだけど、その豪華絢爛な衣装が宝塚の醍醐味でもあり、夢を与えてもらえる時間でもあるわけだから、それはそれで楽しんだもん勝ちなんだろう（笑）。

とうこちゃんの『ワンダフル・タウン』も結構お衣装のチェンジがあるようだけど、どうかあのマントのように、お話の筋から私を遠ざけるような、私の心をかっさらっちゃうような、私のツボに入り込むようなお衣装が現れませんように（笑）。