青い鳥が運ぶものは

仕事がお休みの今日、目が覚めたら10時前だった。
なんだか、もったいない事したな〜と思いつつ、取りあえずTVを付けて見た。


まだ覚醒していない頭でぼんやりと見ていたのは、雪組公演の『青い鳥を捜して』だった。
これが、新人公演だと気が付いたのは暫くたった時で、さすがに今重要なポジションにいる方々ばかりなので、何かの本公演が流れているとばかり思っていた。


この作品は多分今までに何回か放送されていたのかもしれないが、1度もちゃんと見たことがなかったから、その新人公演を見ていて、鳥がしゃべった時は「これってファンタジー物?」とびっくりした。
けど、終盤母親と名乗りをあげるあたりから、知らずに涙が流れてきて、自分でもそんな自分に驚いてしまった。


当時(本公演)の評価がどうだったのかは知らないが、私には、その新人公演は十分おもしろかった。
公演終演後の挨拶もしっかりとしていて、ついこの間見た、紅さんの「とうこさ〜ん とうこさ〜ん」とはえらい違い(笑)だなと思った。



さて


巷では






雪組公演の『ロミオとジュリエット
の配役発表にかなり期待感が膨らんでいるようで、なんだか安心(笑)した。



星組の『ロミオとジュリエット』を観た時は、「唄える人にきちんと唄う場面が用意してあるな」という印象を持ったし、観終わった後は、「ミュージカルらしいミュージカルを観た」とも思った。


だから、私も雪組の配役は少なからず興味があった。
お話のクライマックスで、ベンヴォーリオ役の涼さんが「どうやってロミオに伝えよう」と苦しむ場面では、私にも涙が滲んでしまった位、切なくなったシーンだ。
この役を未涼さんがされるのは嬉しい。
何気に気になった水輝さんがされたヴェローナ大公役も気になる。



やっぱり私はお歌が上手い方に魅かれるようで、下級生でも唄える人にちょっとでもその場があるとそれだけで嬉しくなる。




当初、ジュリエット役が発表された時は、色々と物議を醸し出していたが、結局は「観たいな・観ておきたいな」と思わせる気持ちにさせるのだから、宝塚は、やっぱり凄い のかもしれない。



なにはともあれ
音月さんのお披露目公演だもの。
期待に満ちた初日を迎えられますように・・・と1ファンは願うだけだ。