憧れの先輩

スカステ放送の「ステージトークDX」夢乃聖夏さんと彩吹真央さん編を見ました。
彩吹さんは夢乃さんが憧れてる大先輩なんですね。そんな彩吹さん、在団中とあまり変わらない雰囲気なんだけど、とっても柔かい表情が印象的でした。

夢乃さんは「男役」の在り方をかなり彩吹さんを観察して学んできたんですね。普通、組が違うと憧れてる先輩であっても直接指導してもらえるチャンスはないんだろうけど、夢乃さんはなんかの繋がりで(雪組に仲良しさんがいたんですかね)彩吹さんに銀橋の渡り方を教えてもらえたんだとか。その時の話し方が嬉しそうで、今でも忘れられない思い出とか・・けど・銀橋は代役のお稽古だったから実際には渡らなかったみたいだけど。

その時の彩吹さんのポイント・ポイントを教えてあげた〜辺りの話が可笑しかった。彩吹さん自身、2番手時代でもトップの水さんから「こっぴどくダメ出しをされていた」と楽しそうに話されていて、雪組時代信頼関係が強かったのがよく分かるひと言でした。

そして、4月から雪組生になる夢乃さんに「なんか不安なことある?」と、組替え経験者の大先輩から心配してもらえる夢乃さんは幸せ者ですね。彩吹さんからは「自分が培ってきたものを雪組に合わせるのではなく、自分の華を咲かせて欲しい」と力強いアドバイスをもらって「楽しみになってきました」と嬉しそうな夢乃さんがカワイイわ。

途中であった「ピックアップタカラヅカ」は特徴ある組替えがテーマだったけど、一番多く組替えしたトップスターは香寿たつきさんで5回。次が紫吹さん。湖月わたるさんや彩輝さんも3回と多いんだろうけど、みんなその中の1回は専科が含まれれているから純粋に一番組替えが多かったのは水夏希さんになるんですね(2000年以降のトップスターだけどね)。
在団中1度も組替えがない生徒もいれば、何回も経験する生徒もいて、そこが宝塚の面白いとことでもあるんですかね。

で・
お二人のトーク・・休日の過ごし方の中で「休みには毛染めをして〜」って話に、彩吹さん「毛染めって外では言わないから懐かしい」と」笑っていたけど、「えっ?普通に言ってますけど〜」と思った私はタカラジェンヌ???(笑)

夢乃さんのお話しで面白かったのが『愛するには短すぎる』の時の台詞が大げさすぎると正塚先生から注意され「佐賀弁でやってみろ」と言われて、ねねちゃんとふたり佐賀弁と富山弁で練習したとか。そんなお稽古風景ぜひとも見てみたいもんだわ(笑)。

最後に彩吹さんの今後のお仕事のお話しの中で、とうこちゃんとの舞台『サンセット大通り』もあってそれだけでなんか嬉しくなっちゃいました。在団中は特別なイベントでもないと組が違うと共演できないけど、卒業すると同じ舞台に立つ事も出来るから、そこは本人たちもとても楽しみなことなんですね。

1時間見ていて、彩吹さんの夢乃さんに贈るアドバイスが素敵だな〜と思った事と・かわいい人だな〜と思った事と・夢乃さんがいつの間にか研12になるんだ〜って事と・に驚きやら感慨やら、月日の流れを感じました。

ジェンヌさんが外部の方をリクエストするのも新鮮で面白いけど、内部事情を知り尽くしている元ジェンヌさんをリクエストしてくれる方が聞いてる分には興味があるかも(笑)。

さてっ
タカラヅカニュースで見た月組公演千秋楽の様子。
パレードで一番堂々としていたのは・・・霧矢さんのワンちゃん「フィンチ」かも・・・・・(笑)