う・美し〜い

ＮＨＫＢＳで今放送中の宝塚公演・本日は花組公演『愛のプレリュード』と『ル・パラディ』
お昼1時過ぎに思い出して見たんだけど、これは大劇場で1回しか観る事ができなかったので、もうほとんど忘れかけておりました。

実際に観た時も背景のセットが綺麗だな〜と思ったけど、テレビで見ても美しかった。
けど、なにより映像の画質が素晴らしく綺麗で、日頃スカステで見る映像に慣れている身としてはあまりの綺麗さに、スカステさんも頑張って欲しいのものだわ〜と叶わぬ願いを持ってしまいましたよ。

まあスカステもハイビジョンでほんの少しは流してくれてはいるけどね。
それにしてもＮＨＫになるとなんだかアップが多いので、表情がよく分かるしお化粧の美しさも堪能出来るんでありますね。

さて、大劇場で観た時はあまり感じなかったけど、真飛聖さん役のフレディーがキャシーに「子ども子ども」言ってたのがテレビで見ているとほんと、その通り〜って思えるほどキャシーはきゃんきゃんうるさい子犬のような存在だったのね（笑）。
可愛いんだけどね。
真飛さんサヨナラ公演だからか恋愛模様はかなり少なめで、変わりに男の友情がメインになっていたあたりが余計に切なかったなぁ。
最後の最後にフレディーが銀橋を渡り花道から去って行くその様子が、舞台側に映る影絵のようにシルエットだけを映し出してあったのも泣けましたよ。

ショーの方もほとんだ観た内容は忘れていて、壮さんが女装・・・いえ・女役で妖しく登場してきた時も振り返るまで誰だか分からなかった（笑）。
ただ、黒燕尾のシーンでの大階段にＹの文字が綺麗に作られていたのはよ〜く覚えていて、あれは実際に見た時は感動したもの。

退団公演はお芝居もショーもかなりさよならを意識して作ってあるのでなんだか当時を思い出して寂しくなるけど、その後の活躍を思えばいつかはそれが懐かしいと思えるようになることは間違いないことで、それはとうこちゃんから教えてもらったことでもあるんですね。

と・
ここで気がついたけど、この公演は4月までだったから実際には真飛さん退団から1年は経ってないのね。スカステで放送される時は公演1年後だからなんとなく「あれから1年か〜」なんて思ってしまったけど、まだ今年の話だったんだ。
あのあと真飛さんはすっかり綺麗な女優さんになられてＣＭ出演もされ、今後はテレビでも活躍されるのではないかしら。

明日の放送は星組『ハプスブルクの宝剣』と『ボレロ』
これは一度放送されたんじゃなかったかな。
けどあの素晴らしい映像美でならもう1回見てもいいかな。