ダル・レークの恋人たち

何年か前のTCAスペシャルでだったっけかな・とうこちゃんが湖月わたるさんとパロディーでやった「ラッチマン」
もの凄くこの印象が強い『ダル・レークの恋』の全ツ公演を初めてスカステで見た。



噂の円形ベッドも然る事ながらティリアンさまもビックリなお芝居。
「女は抱かれていればいい」
どころの騒ぎではない濃厚かつ大胆なシーンの蓮続・・・(笑)。
これを持って全国を回られたんですね〜。ほほ〜っ


けど、ここで流れる音楽はとってもいい。なので何回でも見ていたい・・・間違えました・聴いていたい曲。ただしひとりじゃないとあぶない・あぶない(笑)。


オープニング大空祐飛さんもいたので「あ〜このふたりいいな」なんて事も思ったのに、待てども待てども大空さんは出てこない。
始まって1時間も少々過ぎた頃、なんだか随分軽いノリでやっとご登場。
で・
お話しの筋はまったく知らなかったけど、出てきた途端にこのぺぺルが前科12犯の凶悪犯(?)だと分かった・・・。
ということは「ラッチマンはいい人じゃん〜 じゃあハッピーエンドで終わるのね」なんて思ってたらあら・あら・・・・なんだかいまいち後味がよくない・・・・。


しかも、全ツで1本ものなのね。
お芝居とショーがあるものとばかり思っていたから「大空さん一時間も出てこないんじゃ、残りたったの40分くらいじゃないの」なんてことチラッと考えたけど、2幕ものだとわかって納得。


けど、全ツはやっぱりお芝居とショーの2本立てがいいけどな〜。
まあでも、瀬奈さんのちょっと・・・いえ・かなり強引な誘い方も(笑)生まれと血筋はいい人です・でも、育ちと環境は悪いです・みたいな少々ダークな感じがたまらなく魅力的だった。
たぶんこれまで何回か放送されたんだろうけど、なんで今まで見なかったのかな〜。
曲とそれに合わせた歌といい、瀬奈さんのカッコよさといいよく出来た面白い作品だと、全編通して見たら分かるんだけどね・・・如何せんあの円形があまりに強烈だったのではないかと(笑)。


その後に『花の踊り絵巻』も見てみた(全部録画で大忙し)。
星組はとうこちゃん時代の『さくら』以来の日本物ショー。
これはテーマが秋の踊りそのままに、なんていうか妖艶さと美しさ・冬に向かう物悲しさとがあって、『さくら』とは全然違うショーになってましたね。柚希さんは何をやっても似合のね。ねねちゃんはどちらかというと着物よりドレスのイメージが強かったけど、しっとりとしたお人形さんのような美しさがあって、このコンビなかなか見目麗しゅうございました。


『さくら』の時にはあまり活躍できなかったらしい紅さんも、今回は柚希さん相手に立ち回りシーンもあって刀捌きもなかなかのもの。
実は「紅5」のなりきり新撰組殺陣シーンでは、その腕に若干の不安要素を覚えておりましたんで(笑)舞台上に立つと豹変する紅さんに安心いたしました。(ってか舞台と紅5の新撰組どっちが先だったんだろう?)


でもって・
Brilliant Dreams +NEXT#4「紅ゆずる」編も見た。
スポーツの秋にちなんで「さわやかな汗をかいて青春を謳歌しょう!!」がテーマ・・・ではありません。
ゲームセンターにてゲームをしょう〜(そのまんま)が正しいかも(笑)。


いや〜今どきの若者らしく、何をやっても楽しそうで何を見ても面白いようで、こんなふうに遊んでいる姿はどこにでもいるお嬢さんなんでしょうねぇ。ただし
お嬢さんなんだけ、どこかしらにあらステキ!となる仕草があるんですよね〜。
番組途中の河原での告白シーンにはなんだか見ている方が照れくさい思いもしたけど、さすがに男役です・一瞬で自分の世界を創ってしまえるんですね。


今回もお腹を抱えて笑い楽しませていただきましたが、毎度のことながらきっと「紅5」ご本人たちが一番楽しんでいるようで、そこんとこが見ていても実に気持ちいいです(笑)。


そうそう
『花の踊り絵巻』の場面で柚希さんとねねちゃんが小舟に乗って行くシーンで、ねねちゃんの乱れた髪を柚希さんがそっと払いのけた仕草を見て、そう言えば『アントニークレオパトラ』でも激しい(笑)クレオパトラを抱きすくめたりキスしたりする時、アントニークレオパトラの髪を優しく直してあげているのを思い出した。
あのさりげない仕草が結構好きだったな〜。


本日の貴重な休日をスカステ三昧で過ごした秋の踊り・・・
いえいえ・秋の午後。
なんだか
人恋しい 秋の午後
とうこちゃんが恋しい 秋の午後
秋の午後といえば ティータイム


そうだ
焼き芋をいただいてたんだっけ
手を伸ばしても届かない遠くのとうこちゃんより、伸ばせばすぐに掴める焼き芋に心が奪われたとしても 
今は許されるでしょう・・・(笑)。