『MITSUKO』

やっぱり『MITSUKO』は感動できます・の一言でしょうか。


けど・まずは〜
昨日初めて観た1回目。3階席のてっぺんからの風景はバックに流れるその時の情景映像。なかなか効果的な演出だけど、どうしてもそちらに目がいってしまって集中できなくて、だからもう最初から初回は全体的な流れを観せてもらおうと思った・・・・だってオペラを使っても遠いもの舞台が・・・。




一幕目は終盤までなんだか淡々とお話が進んでいる感じで、ミツコの人生の足跡を辿っているだけの印象があった。
細かい表情が分からなかったこともあって、感情移入ができなかったのも原因かも・・・。



全体的な動きが分かる点では上から観るのもいいものだと思うけど、バックの映像同様、舞台上のいろんな配置用の印のテープ?がかなりあっちこっちに張ってあって、いろんなセットが出てくる度「あ〜ちゃんと印のテープのとこで止めてあるな」なんてことまで気になって、思わぬ収穫(どうでもいい収穫)。




で・肝心の公演はミツコとうこちゃんのきれいなお衣装が堪能できます。どれもこれも手が込んでいます。
特に晩年の着物姿のミツコは日本人としての貫禄が滲み出ていて凛とした美しさがあります。
一幕最後の旅立ちの時の衣装は、その時だけのほんの一瞬の衣装。とても素敵だからもう少し着ていてほしかったな。
もちろん念願のピンクのスカート姿もちゃんとあってひと安心(笑)。


けど、やっぱりなんといってもあの白いドレスのお衣装は逸品ですねぇ〜・・・・・とお衣装語りがしたいわけではないけど、今じわじわと湧き上がってくる感動をどう表現したらいいものか・・・・。



ただ・これからミツコはもっともっといいものになって期待以上のものを観せていただけることは間違いなし・です。
やっぱり「安蘭けい」は凄いぞ!  です。



とうこちゃんのファンでよかった。