摩天楼から見えたもの

え〜っと
昨日言ってた事は、まるっきり無視して『摩天楼狂詩曲』から見てしまいましたよ。



お話し自体は、無難に仕上げたいならこういうストーリーにしておけば間違いなしって感満載の、私にでも作れるかもって思わせる(いや作れませんって)目新しさのないお話しでありました。



こういうお話しを大劇場で演ったら、そりゃ大問題(笑)でしょうが、舞台はバウ・・・いいんじゃないでしょうかね。



なんせ、日頃あまり活躍の場のない下級生、中堅の若手スターにスポットライトを当てる場なんですもん。
ストーリー云々より「あらこの人いいわ」とか「なんだかステキ」とかを少しでも感じてもらえる事が大切なんでしょうからね。



そう言う視点から見ると(どこの演劇評論家って感じだ)美弥るりかさん・かわいいっ!!
この頃彼女に目がいって仕方がない(笑)。
以前はお目々の大きい方だなって印象しかなかったけど、『太王四神記Ver2』でスジニをやっていたのを見た時から、そのお声とお顔のギャップがつぼな彼女。
今回のエディはそんな美弥るりかさんの かっわいい♡ を余すところなく(笑)堪能できた役かと個人的には満足でございました。

役変わりのアイス クレマンはダイジェストでほんの少しだったけど、こっちもなかなか落ち着いた雰囲気が出ていてよかったけど、やっぱり全編通して見た役の方が印象に残るのは仕方ないかな。



さてさて、忘れちゃならない我らが主役 夢乃聖夏さん。ちょっと期待と不安のあったお歌も私の思いを大きく裏切りまして、いいじゃないですかあ。
声質はいいと思う。まあ、時々メロディーに乗ってないのかな〜って思わないでもなかったけど(どこの音楽評論家だ)、そんなことは感じさせない熱演がいい。
もっとオーバーリアクションな演技をするのかなって思っていたけど、サリャンや、ヴィロンスキー伯爵で培ったものがしっかりと根付いていらっしゃるようで・・(だからあ・どこの評論家だよ)アイスとナンシーの関係に不信感を持つところとか、アンソニーの気持ちがなんか切なく感じ取れた。



各々の役者さんはいいんだけどね、見ている途中途中で感じた疑問が・・・・



千秋楽だったからか、カクテル「アフリカ」のとまけ・とまけ〜はサービス?
クレアが伸ばした手にアイスが握手したのも最後だったから?
レコード社長をアンソニーに紹介するとこで起こる笑いはなぜ?
舞台を観てない私には??笑えませ〜ん。


それとは別に



・ポールはアンソニーのパパだったのね・おおっびっくりだわ。
・レコード会社社長はなんでポールがマイケルだと分かったの?そう確信できるだけのことが実はあったのか?
・スティーブのせりふはたった一言?これってお話し自体に何か意味があるの?
・ナンシーママ・実の娘のうそが見抜けても、偽物のリストを平気で渡せる根性は凄いと思う。それだけ用意周到なら社員にも騙されないはずだ。
・ナンシー役の華雅りりかさんの舌ったらずのせりふ回しがかわいいと感じるか、滑舌良くなれっと感じるかは、これからの彼女の頑張りと活躍に比例すると感 じたのは私だけだっただろうか(笑)。



なにはともあれ
課題のひとつをクリアしたから
次はいよいよ 燦然と輝くトップスター作品にいこうかな。