にっぽんの未来は楽しいぜよ

『維新回天・竜馬伝』
がスカステで過去にも放送されていたのは知っていたけど、今回初めて見た。
これはなんとなく、真矢みきさん主演が印象に強かったのと、貴城けいさんのお披露目でさよなら公演という少々複雑な想いもあって、放送を見る事はなかった。


けども・ちゃんと見ると面白いじゃないの。
なんだか、いろんな方言が出てくるけど、啖呵口調が実に気持ちがいい。


外国物のスーツやマントひらひらも素敵だけど、こういう日本物の侍だの武士だのの所作も、男役さんがかなりカッコよく見えるから、そこはそれやっぱり日本人だからなのか・・・。
貴城さんの颯爽とした竜馬、なかなかしっくりきていたな。


しかし、この作品はお披露目にしても、さよなら公演にしてもあまり似つかわしいとは言い難い作品のように感じたが・・・。
ず〜っと前、和央さんのお披露目公演の『望郷は海を越えて』があまりに哀れな展開と終わり方で、これがお披露目作品とはなんとも可哀想そうだ、と思って見た事があった。
竜馬伝はそこまではないにしても、出来ればこの作品は貴城さん主演で2作目か3作目に見たら、きっと純粋に楽しめたことだろう。



この作品で貴城さんが退団するという事は、当然次期トップは大和悠河さんに決まっていた訳なんだけど、なんだか私の目には蘭寿とむさんの存在感が一番強く印象に残った。
蘭寿さんのトップ就任はこの時から4年後となるわけか・・・。
よかったよかった。


あとは娘役さんがみなさんお歌が上手い。
紫城るいさんってなんかアニメ声なんだね。
以前は男役だったとは思えない。


スカイステージで過去の作品を見るのは実は、あまり得意ではない・・・作品ではなく、「さっ見なくっちゃ」って思う気持ちが面倒なのだ。
そう、私はかなりの面倒くさがりだから、たまたま流れている作品を「ほ〜っ」と見るのは楽しい。が、その放送時間に合わせて見るのは苦手なんだな。
だから、大概の場合は予約録画して、コマ切れにして見る事が多い。
けど、今回は他の事をしながらではあったけど、頑張って最後まで見た。
なぜなら・・・・



坂本竜馬が志半ばで見る事の出来なかった にっぽん を今に生きるひとりとして後世に語り継ぐ責任があるからだ


チャンチャン♪