風邪・・でなくともルルがいい

昨日は残念ながら諦めたスカステ放送の『My dear New Orleans』と『ア・ビヤント』を誰にもジャマされずに見終えました。


さすがにもう何回も見ているので、今更「ひもじさ三重奏」にはなんら物申す気はないけど(笑)これ・とうこちゃんの退団公演じゃなかったら1回見たら十分かと、実はうすうす感じていたことをここできっぱり認めてしまおうかと思った次第です。
いえいえ・とうこちゃんの歌声は心に沁みるし、なんてったって「マイ・ディア・タカラヅカ」なんですもの・感動ストーリーには間違いないんです。
そうなんです・ストーリー云々より、この作品が男役安蘭けい最後の舞台だという事がなにより尊いことなのですよ。
だから、結論はなんやかんやといいながらもこれからも見続けていくのであります・はい。

東京千秋楽の時とは違い、大劇場千秋楽はジョイの涙もかなり少なめだったことを思うと、当り前のことかもしれないけど東京千秋楽の舞台上には安蘭けい本人の気持の方がジョイより勝っていたんだな〜と思いました。

その後『ア・ビヤント』も見たけど、こちらももう全然平気で見ていたんだけど、最後の大階段の黒燕尾になったらやっぱり知らずに涙が滲んできて、ここだけはその当時自分の目に焼き付いているシーンが甦ってきてどうにも切なくなってしまう。

もうあれから3年近く経って完全に男役のとうこちゃんに未練はなくなったんだけど、あのときの悲しかった気持だけはこの先も忘れる事はないんだろうな〜。

それにしても、最後の退団者の挨拶はとうこちゃん以外は見事にカットしてあるんですねぇ〜。
しぃさまファンやあすかちゃんファンにはちょっと残念なことでしょう。

以前この大劇場千秋楽放送の際には、最後の挨拶のため大階段に登るためのカゲ階段?だっけ・・ここを登るトップさんの姿が映してあって、実はこのシーンを楽しみにしていたのにとうこちゃんのにはそのシーンはなくて、なんか残念だわ。


さぁ〜て・これでとうこちゃんの宝塚舞台作品はすべて放送されたことになりましたね〜。
あっ・スカピン大劇場版がまだだった。
まあDVD版だから見たようなものだわね。

こうやって宝塚時代の作品を見ているとすっかり女優さんになったとうこちゃんと、男役時代のとうこちゃんが同一人物(笑)とは思えない程今のとうこちゃんは表情が柔らかくなったな〜と思う。
男役の時のとうこちゃんはいつもみけんにシワ寄せてましたものねえ(笑)。

けど、男役のとうこちゃんに出会わなかったら、女優さんのとうこちゃんにも会えなかっただろうから、とうこちゃん大好きの核の中心には「男役のとうこちゃん」がいる事だけは間違いない・・という事実・・・が分かったところで・次「ロミオとジュリエット』再度の挑戦にいきま〜す!!